出版社内容情報
画家はなぜ殺された?
消えた大作と、特急「ワイドビューひだ」の謎!
十津川警部、美術ビジネスの闇に真実を追う!
日本三大曳山祭の一つ、飛騨高山祭。町をねり歩く祭屋台を展示した施設で、画家の緒方幸太郎が殺された。半年逗留した温泉で、描いていたはずの五〇〇号の大作「春の高山祭」が消失。旅を繰り返し、十年前に家族と絶縁した画家に、誰が金を与え、絵を描かせていたのか。東京でも画家が殺され、警視庁十津川警部は特急「ワイドビューひだ」に乗り、事件の謎を追うが……!?
内容説明
日本三大曳山祭の一つ、飛騨高山祭。町をねり歩く祭屋台を展示した施設で、画家の緒方幸太郎が殺された。半年逗留した温泉で、描いていたはずの五〇〇号の大作「春の高山祭」が消失。旅を繰り返し、十年前に家族と絶縁した画家に、誰が金を与え、描かせていたのか。東京でも画家が殺され、警視庁十津川警部は特急「ワイドビューひだ」に乗り、一連の事件を追うが…!?
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第四回吉川英治文庫賞を受賞した、日本を代表する推理作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じゅんじゅん
2
特急「ワイドビューひだ」と画家殺人、500号の高山祭を描いた大作消失の謎!十津川警部が美術界の闇を追う!息抜きにと、手にとった西村京太郎の文庫本。読みやすさバツグンだけれど、後半が急展開すぎて、夜9時スタートの2時間ドラマだとしたら、10時40分頃、急に犯人が現れた感が否めない。「ワイドビューひだ」は、富山⇔名古屋間に乗車したことがあるが、確かに高山駅で車両の切り離しがあり、電車マニアでなくても「おぉ」ってなった。高山は古い町並みを観光したことがあるので、今度は高山祭と下呂温泉にも行ってみたい。2023/02/05
asky0084
1
★★✪☆☆2023/02/26