目次
第1部 中森孜郎の自己形成の歴史と「からだの教育」論(中森孜郎のおいたち・経歴と教育にかけた思い;中森孜郎の「からだ育て」としての体育・保健教育の考え方;宮城保健体育研究会のあゆみと実践の蓄積)
第2部 「からだ育て」としての体育実践の今日的意義(障がい児・難病児の教育から「体育」の原点を考える;器械運動の「問と答の間」と「仲間」の中で成長する子どもと教師;陸上期技の学習に「からだ」の視点をあてた実践の今日的意義;からだと動きを耕し育てる「体操」と「マット運動」の実践;学校教育への民舞の導入と実践の展開)
第3部 体育と保健のねらいをクロスした授業実践づくり(体育と保健の関わり・重なりを大切にした授業づくりの今日的意義;生体の事実を通して「いのちとからだ」を実感させる教材化の試み;「人間らしいからだの特徴と発達」の観点から見直す保健体育の教材化の課題;「からだの学習」と持久走をクロスした授業づくりの実践)
第4部 「からだの学習」としての保健教育実践の創造とその今日的意義(戦後の保健教育における「からだの学習」実践の創出;私たちが創出した「からだの学習」教材の分類と実践の特徴;宮城で創出した「からだの学習」の典型実践とその現代的意義;「からだの学習」としての保健授業の「深い学び」の検討)
第5部 中森孜郎の3つの学校づくりに関わる諸実践とその成果(中森孜郎の関わった宮城教育大学附属小学校での教育実践;中森孜郎の関わった白川小学校の教育実践~表現にいどむ子ら;青葉女子学園での表現教育に関わっての実践からいえること)



