内容説明
親同士の結婚により、中学三年生の時に湯浅製薬の御曹司・巧と義兄妹になった真尋。新しい家族と一緒に暮らし始めた彼女は、義兄から独占欲を滲ませた態度を取られるようになる。そんな義兄の様子に、真尋の心は揺れ続けて月日は流れ――真尋は、就職を区切りに彼への想いを断ち切るため、義父との養子縁組を解消し、ひっそりと実家を出た。しかし、ほどなくして海外赴任から戻った巧に、その事実を知られてしまう。当然のごとく義兄は大激怒で真尋のマンションに押しかけ、「赤の他人になったのなら、もう遠慮する必要はないな」と、甘く淫らに懐柔してきて……? 切なくて心が甘く疼く大人のエターナル・ラブ。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
11
「君のすべては僕のもの」のスピンオフ。 ヒロインとヒーローは親の再婚によってなった義理の兄妹。 ヒロインは義理とは言え兄を好きになったことへの葛藤が半端なく、悩みのループ。私的には、そんなに悩むことなんだー?もういいよて感じでした。 ヒーローはヤンデレぽいのかと思えば、そんな事もなく(笑)ただただヒロインを溺愛してるだけでした。2019/10/28
ななこ
1
途中まで単行本で読み出先で文庫版見つけて出先で読むのに便利だったので途中から文庫版に切り替え。感想は文庫版の方に…2021/12/09