いかに世界を変革するか―マルクスとマルクス主義の200年

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いかに世界を変革するか―マルクスとマルクス主義の200年

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  • サイズ B6判/ページ数 615p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861825293
  • NDC分類 134.5
  • Cコード C0020

内容説明

今から200年前、その後の歴史を変えてしまう人物が誕生した。マルクスである。彼の思想は、世界の人々の変革への意志を呼び起こし、20世紀の世界地図を変えていった。その夢は色褪せたかに見えたが、21世紀の現在、グローバル資本主義の矛盾の拡大のなかで、再び世界的な注目を集めている。本書は、マルクスの壮大なる思想が、いかに人々の夢と理想を突き動かしつづけてきたか。その20世紀最大の歴史的実験と挫折、そして21世紀への夢を、かの歴史家ホブズボームが、晩年のライフワークとしてまとめあげた大著である。

目次

第1部 マルクスとエンゲルス(現代のマルクス;マルクス、エンゲルスとマルクス以前の社会主義;マルクス、エンゲルスと政治;エンゲルスの『イングランドにおける労働者階級の状態』について;『共産党宣言』について;『経済学批判要綱』の発見;マルクスの資本主義に先行する諸形態論;マルクスとエンゲルスの諸著作の遍歴)
第2部 マルクス主義(マルクス博士とヴィクトリア時代の評論家たち;マルクス主義の影響―一八八〇年から一九一四年まで;反ファシズムの時代に―一九二九年から一九四五年まで;グラムシ;グラムシの受容;マルクス主義の影響力―一九四五年から一九八三年;マルクス主義の後退期―一九八三年から二〇〇〇年まで;マルクスと労働者階級―長い世紀)

著者等紹介

ホブズボーム,エリック[ホブズボーム,エリック] [Hobsbawm,Eric]
イギリスの歴史家。1917年6月9日、エジプト・アレキサンドリア生まれ。2012年10月1日、95歳で死去。著書『市民革命と産業革命』『資本の時代』『帝国の時代』など

水田洋[ミズタヒロシ]
1919年生まれ。名古屋大学名誉教授、日本学士院会員。専攻は社会思想史。2001年に「18世紀スコットランド研究国際学会(Eighteenth‐Century Scottish Studies Society)生涯業績賞」。主著に、『近代人の形成』(東大出版会)、『アダム・スミス研究』(未來社)ほか。主な訳書に、ホッブズ『リヴァイアサン』(岩波書店)、アダム・スミス『道徳感情論』(岩波書店)、アダム・スミス『国富論』(河出書房新社)ほか多数

伊藤誠[イトウマコト]
1936年生まれ。東京大学名誉教授、日本学士院会員。専攻は理論経済学。2012年に「The World Association for Political Economy,Marxian Economics Award」、2016年に「経済理論学会・ラウトレッジ国際賞」を受賞。主著に、『「資本論」を読む』(講談社学術文庫)、『資本主義の限界とオルタナティブ』(岩波書店)、『マルクス経済学の方法と現代世界』(桜井書店)、『伊藤誠著作集』(全6巻、社会評論社)ほか多数

太田仁樹[オオタヨシキ]
1950年生まれ。岡山大学名誉教授。専攻は社会思想史。主著に、『レーニンの経済学』(御茶の水書房)、『論戦 マルクス主義理論史研究』(御茶の水書房)ほか。主な訳書に、I・ウォーラーステイン/G・アリギ/T・ホプキンズ『反システム運動』(大村書店)、オットー・バウアー『民族問題と社会民主主義』(共訳、御茶の水書房)、カール・レンナー『諸民族の自決権』(御茶の水書房)ほか多数

中村勝己[ナカムラカツミ]
1963年生まれ。大学非常勤講師。専攻はイタリア政治思想史。論文に「ヘゲモニーの系譜学―グラムシと現代政治思想」(杉田敦編『講座 政治哲学 第四巻 国家と社会』岩波書店)、「オペライズモの光芒―トロンティの社会的工場論と“政治”」(市田良彦・王寺賢太編『現代思想と政治―資本主義・精神分析・哲学』平凡社)ほか。訳書に、ネグリ『戦略の工場』(共訳、作品社)、アガンベン『例外状態』(共訳、未來社)、ボッビオ『光はトリノより』(青土社)ほか

千葉伸明[チバノブアキ]
1970年生まれ。高崎経済大学大学院地域政策研究科博士前期課程修了。専攻は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hidekazu Asai

2
マルクスとマルクス主義全体の歴史を、マルクスの文献から主義者の文献までの内容へわけいりながら、マルクスとエンゲルスの知的世界を描き出す90代のホブズボウムが書いた大作。 監訳者の水田洋も90代。 これは、偉大な本です。2018/03/07

R

0
ホブズボームによるマルクスとマルクス主義の本。ソ連による壮大な実験が失敗した後でも,マルクスによる資本主義の分析が色あせることはない。それはマルクスが間違えていないからだ。マルクスの分析と主張は100年以上かけて批判にさらされ,誰も論駁できなかった。2020/02/24

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