内容説明
学校現場で起こる人間関係の軋轢の中で傷付きながらも必死に自戸の内面と格闘し、他者及び社会に向けて自分の率直な考えを表現する勇気そして未来への希望は、決して弱者の泣き言といって片づけられない。むしろそのナイーブな感受性と意志の強さは真っ当な「人間らしさ」の証しでもあるのだ。現代社会の明暗の境界線に立たされた子供たちの孤独なたたかい。
著者等紹介
岩舘絵里奈[イワダテエリナ]
1985年、岩手県に生まれる。地元盛岡市松園の幼稚園、小学校を卒業。そして1997年、中学校に入学。1999年10月に他の中学校に転校。2000年3月、同校卒業。現在、自宅で療養中
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