内容説明
明治の産業遺産や潜伏キリシタン関連の遺産が世界遺産になった長崎。江戸から続く諸外国との交流が育んだ異国情緒の様相、文学や災害、原爆投下など、長崎の近現代の歴史空間を地図で読み解き、いまにつながる土地の記憶を掘り起こす。
目次
プロローグ 辺境、そして多様な長崎
1 近世の長崎とその周辺(旧城塞都市と周辺―江戸時代の長崎;長崎港の警備―番所と台場群;長崎への道―長崎街道と時津街道 ほか)
2 近代の長崎とその周辺(長崎の幕末維新―外国人居留地、製鉄所;稲佐―長崎の「ロシア村」;近代長崎の文学―地図で辿るゆかりの地 ほか)
3 戦後の長崎とその周辺(原爆からの復興―戦後の長崎;原爆のモニュメント―爆心地と平和公園;二度の大水害―1957年諫早・1982年長崎 ほか)
著者等紹介
大平晃久[オオヒラテルヒサ]
1970年、香川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。専門は文化・社会地理学。現在、長崎大学人文社会科学域(教育学系)准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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