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出版社内容情報
高校で習った微分・積分をもう一度復習しよう。微分の考え方から、置換積分・部分積分まで、いま読めば、簡単に分かる!
内容説明
変化を記述する微分、面積や体積、量を計算する積分―この2つは、科学や工学を学ぶ上でさらには、経済学でも最も重要な数学です。どちらも、基本はすべて高校で学びますが、「あやふやな人」や「苦手な人」が多いのも、この2つです。法則や定理を正確に理解するためにもう一度、はじめから復習してみましょう。
目次
第1章 微分とは、なんだろう?
第2章 関数の微分のルール
第3章 指数と対数
第4章 三角関数
第5章 積分は微分の逆?
第6章 積分の公式―置換積分と部分積分
第7章 大学につながる数学―テイラー展開からさらに先へ
著者等紹介
竹内淳[タケウチアツシ]
1960年徳島県生まれ。1985年大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程修了。理学博士。富士通研究所研究員、マックスプランク固体研究所客員研究員などを経て、1997年早稲田大学理工学部(現在は先進理工学部)助教授、2002年より同大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
6
2017年12月発刊。それなのに。。。 作者は「高校数学でわかる・・・」の竹内さん。微分・積分の基本を流しつつ、トピックスごとに「高校数学でわかる・・・」のご紹介。ブルーバックスっぽくない。 関孝和の養子の代で「お家断絶」となったエピソードが一番の収穫。詳細は如何に?2018/01/15
Schuhschnabel
4
事情により独学で大学1年生相当の微積分の勉強をすることになったので、復習のつもりで読んだ。数学Ⅲは同じく独学で2年前に一通りやったので、そんなに目新しい内容はなかったが、物理学をまったくやらずに微積分の勉強をするのはいびつなのだなということを実感した。2018/10/09
Sleipnirie
2
例えば速度は時間における移動距離の変化率、これを極限まで細かい時間に区切ってやるのが微分の考え方。さらにその速度を微分すると加速度になる。 著者が物理学者なので、微積分と指数・対数・三角関数との組み合わせを物理と絡めておさらい。2019/03/08
れんちゅ
1
後ろの方になるにつれて誰に向けて書いてるんだかよくわからない本になっていった2019/10/05
ftoku
1
タイトルにあるように復習として私にピッタリの内容だった。必須の知識がコンパクトにまとめられているので、思い出すには丁度良く、自身の理解が不十分だったところも把握することができた。所々に、他学問ではどのように活用されているのかなども書かれていて、微積分の応用範囲を知ることができる。2018/04/01