ラルーナ文庫 異界の双王と緑の花嫁

宮本 れん【著】

シーラボ（2019/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 297p／高さ 15cm
• 商品コード 9784815532079
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

植物好きが高じて樹木医となった葛木実はある日、突然激しい眩暈に襲われ…気づくと砂の大地が広がる異世界にいた。そこアラバルカはかつて神との契約で緑を失ってしまった国。植物を甦らせる力をもつ“緑に愛されたもの”である実に、ぜひ力を貸してほしいという。紳士的でやさしい若き王サディーク。大胆不敵で頼れる双子の弟イザイル―ふたりから等しく注がれる熱い想いを受けとめながら、実の波瀾の日々が始まっていく…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[きょん]

緑の手を持つ大学院生が異世界トリップ。受が自分の世界に対する執着が殆ど無いのは責任感のある大学教員としてどうなのか？双子の双王から溺愛されてますが、肝心の受の特殊能力がイマイチ派手さがないのでちょっとすっきり感が乏しいかも。

2019/02/27

[マシュ]

ブックパス。植物が大好きで大学の研究室に残って植物の研究に日々費やしているメガネっ子が突然異世界トリップしてしまったお話。そこには双子の王と武将がいて、自国が砂漠になってしまい、隣国との争いも途絶えない荒れ果てようといしていた。メガネっ子の知識で地道に砂漠の国に緑をよみがえらせる話なのかと思いきや、そうでもなく。双子の王と武将が戦いで息絶えそうなとき、薬草の知識で地道に看病と思いきや、そうでもなく。緑地化計画と二人の美丈夫と恋、そこに隣国との争いやら国内の裏切りやら色々ありすぎて全体薄まってしまい残念。

2019/10/17

[さざなみ]

こまかいことは考えず、甘々アラビアンファンタジーが読みたいってときにおすすめです。でも、アラバルカ人が英語由来のカタカナ語を話すので、言語体系が気になりました(笑)

2019/05/17

[みぃ☆]

ある日異世界に飛ばされて双子の王族に愛される話。 双子なのに見た目も性格も違うサディークとイザイルがお互いミノリのことを大切に思っていてある時は恋敵と嫉妬するも自分がいなくなった時ミノリを預けられるのはサディークはイザイル、イザイルはサディークだと思っているのよかった? イーリャが可愛かった?白い弾丸私も受けたいw

2019/03/02