うつ白―そんな自分も好きになる

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うつ白―そんな自分も好きになる

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  • サイズ 46判/ページ数 291p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784813287780
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

出版社内容情報

一般社会においても増加傾向にある“うつ病”。近年、うつ病に苦しみ、社会生活を送れない人も増えている。
うつ病はスポーツ界においても例外ではなく、2018年にはヴィッセル神戸の世界的スーパースターであるアンドレス・イニエスタもうつ病に陥った経験があることを激白した。
ただ、日本においては認知や環境が整っていないのが現状で、スポーツ界においてはなおさらであるため、オーバートレーニング症候群や慢性疲労症候群と診断して明言を避ける傾向にあり、うつ病であることを告白するアスリートは少ない(ほぼいない)。
そうした中、双子のJリーガーとしてサンフレッチェ広島一筋でプレーした森﨑和幸・浩司のふたりが、現役引退を機に、たびたび苦しめられてきたうつ病について、日本人アスリートして初めて、(元)Jリーガーとして初めて、自らの言葉でうつ病を告白する1冊です。
2020年に東京オリンピックを控えて、オリンピック候補選手たちは、国民の大きな期待とプレッシャーにさらされている。また、プロスポーツ選手も、ファンからの期待、成績と報酬(生活)の関係、短い選手生活ゆえの引退後のことなど、日常的にプレッシャー(ストレス)を抱えていると思われる。
また、学生スポーツ・会社に所属しているスポーツ選手なども、それぞれの試合や記録に対して、オリンピック候補選手やプロスポーツ選手と変わらないプレッシャーを感じている人もいる。
もちろん、さまざまなプレッシャーをモチベーションに変えていく(いける)選手(アスリート)が多いとは思うが、認知や環境が整っていない日本では、うつ病であることを公表できす、1人(身内のみ)で苦しんでいるアスリートも一定数いるはずである。
アスリートに限らず一般人も、そもそもプレッシャー(ストレス)の感じ方は、周りの人間から判断するものではなく、個々人の内面の感じ方であるが、今回、元Jリーガー(プロスポーツ選手)であったふたりが、現役時代の心の病との付き合いを正直に告白することで、日々苦しんでいるすべての人に、勇気やヒントを与えられる可能性を期待している。

第1章 森﨑和幸 ≪うつ病≫を発症する契機となった小さな不安
第2章 森﨑浩司 オーバートレーニング症候群も心の病
第3章 森﨑和幸 J2に降格させてしまった使命感
第4章 森﨑浩司 何度も死にたいと訴えた地獄の日々
第5章 森﨑和幸 比較され続けたことで強くなった自意識
第6章 森﨑浩司 少しだけ自分自身をほめてみる
第7章 森﨑和幸 やめようから、やめるに変わったとき
第8章 森﨑浩司 もう二度と落ちないために踏みとどまる
第9章 森﨑和幸 もう二度とならないではなく、また必ずなる
第10章 森﨑浩司 しんどい自分も好きになる

内容説明

うつ病と向き合い続けた日々の先にあるものとは。双子の元Jリーガーが真実を告白―。

目次

第1章 心の病を発症する契機となった小さな不安
第2章 オーバートレーニング症候群も心の病
第3章 ふたりに共通していた症状
第4章 何度も死にたいと訴えた地獄の日々
第5章 比較され続けたことで強くなった自意識
第6章 少しだけ自分自身をほめてみる
第7章 やめようから、やめるに変わったとき
第8章 もう二度と落ちないために踏みとどまる
第9章 もう二度とならないではなく、また必ずなる
第10章 しんどい自分も好きになる

著者等紹介

森〓和幸[モリサキカズユキ]
1981年5月9日、広島県広島市出身。双子の兄。現役時代のポジションはMF。1999年に当時クラブ最年少でJリーグデビュー。サンフレッチェ広島一筋でプレーし、3度のJ1優勝に貢献。2018年に現役を引退した。Jリーグ通算504試合出場22得点。現在はサンフレッチェ広島クラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M)

森〓浩司[モリサキコウジ]
1981年5月9日、広島県広島市出身。双子の弟。現役時代のポジションはMF。2000年にJリーグデビューすると、2004年にはU‐23日本代表としてアテネ五輪に出場した。サンフレッチェ広島一筋でプレーし、3度のJ1優勝を経験した。2016年に現役を引退。Jリーグ通算335試合出場65得点。現在はサンフレッチェ広島アンバサダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

32
雑誌Numberに紹介されたいたのがきっかけで読んでみました。「うつ病九段」や「うつヌケ」とも異なる目線で描かれていて、副題の『そんな自分も好きになる』が心にしみる、読みごたえのある読後でした。2020/06/10

19
「何度でも言うよ、カズおかえり」(P.188)「今日も苦しいけど、そんな自分もいいよな」(P.251)▼紙一重の勝負のために、神経を研ぎ澄ますアスリート。だからこそ多くのことに気付き、そしてその全てをスルーできるわけではない。精神的なダメージが、知らずの内に蓄積してしまうのだろう▼SOSを発した選手に、プロとして寄り添える最大限の優しさで答える。広島の歴代監督であるミシャさんと森保さんが、本当に素敵だなと思った。2019/12/04

Aki

18
ミレニアムの天皇杯決勝のピッチに立った高校生Jリーガーのカズとアテネ五輪代表の浩司。全国区ではなくとも平成広島サッカー界のスーパースターだった双子にこんなにも壮絶な生死を懸けた闘いがあったとは。2度のJ2降格と3度のJ1制覇の中心選手で、サポーターや世間からの批判も称賛も一般人の自分には想像すらできない凄まじさだったろう。長期離脱から何度も復帰した勇気、そしてその闘いを、素直な言葉で著した勇気。聖夜に読了し感動した。2019/12/24

コンチャン

14
サンフレッチェ広島を支えてきた森崎兄弟の自伝的な1冊です。二人がどのように離脱と復帰を繰り返しながら、鬱病と闘ってきたのかを理解できる内容になっています。こんな苦労があったなんて知らなかった。これからの二人の活躍を期待しています。2020/02/23

nozzey

6
病気での離脱は見ていたが、2人が揃って鬱病だったというのはこの本の出版で知った。サンフレッチェのサポーターで、鬱病を患う友人を持つ人間として読んだ。また、友人にも読ませた。自分にとっても友人にとっても病気の理解、考え方や接し方の指針になっていると思う。目の前の苦しさが消えるわけではないが、現状に一喜一憂せず、良いことやできたことに目を向けること。こまめに連絡を取って話すこと。この病を乗り越えて現役生活を全うした2人は私にとって最高の英雄だ。この本を書いてくれてありがとう。2020/02/07

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