内容説明
近年、国民生活が著しく向上し、科学技術の進歩、あるいは流通機構の近代化などにより、多種多様の加工食品が供給されるようになり食生活も急速に多様化してきている。本書はこのような状況、新たに生じている諸問題を踏まえ、生産加工から流通・販売までの食品衛生の実際的活動に携わる人々を対象とし、問題解決への実際的なアドバイスを提供することとしたものである。
目次
1 食品の安全性
2 食中毒
3 経口伝染病
4 寄生虫
5 化学物質による健康障害
6 発がん物質
7 カビ毒
8 食品の微生物汚染
9 腐敗・変敗とその防止法
10 食品添加物
11 容器および包装
12 異物
13 食品別の衛生チェックポイント
14 衛生対策
15 食品取扱施設と衛生管理
16 従業員の衛生
17 水の衛生管理
18 食品営業と行政
19 食品の規格基準
20 これからの食品衛生