内容説明
食環境と健康をメインテーマに、幅広い観点からしかも系統的に取りまとめた。本書は、環境、食糧、食品、栄養、医学、薬学、看護、健康などの教育、研究分野に携わる教師、大学生、大学院生、食品会社の開発・研究員、マスコミ、厚生行政などの関係者にお薦めの書といえよう。
目次
第1章 食環境における物質循環論(エコロジーと食物連鎖;窒素の循環と健康;食物を介するリンの循環系;食環境とリサイクル;水と環境―都市水道の課題)
第2章 食料の供給と消費(食料供給からみた食環境―日本と世界;健康からみた日本の食供給の環境;健康からみた世界の食供給の環境)
第3章 環境因子と生体防御(微生物の侵襲と食環境;生体異物(ゼノバイオティクス)と栄養防御
生体異物(ゼノバイオティクス)とP-450
酸化ストレスと健康
酸化傷害バイオマーカーを用いた食品抗酸化物質の新しい評価
免疫機能と食環境
環境ホルモンと食生活)
第4章 栄養環境と健康(栄養環境と健康;栄養・運動・休養と健康増進;子どもの食環境と健康;生活習慣病を防ぐ食環境;レオロジーからみた高齢者の食環境;腸内環境と食生活)
著者等紹介
熊谷哲[クマガイテツ]
姫路工業大学環境人間学部教授
青山頼孝[アオヤマヨリタカ]
北海道大学大学院農学研究科教授
江藤正義[エトウマサヨシ]
姫路工業大学環境人間学部教授
岸田忠昭[キシダタダアキ]
姫路工業大学環境人間学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。