内容説明
新聞記者から洋行を経て三井財閥へ。辣腕を奮って50歳で引退後、膨大な茶会記録を執筆しつつ、近代数寄者を巻き込んだ文化事業のキーマンとなった生涯を、データ分析から考察する。
目次
序章
第1章 高橋箒庵の茶界
第2章 高橋箒庵と野崎幻庵
第3章 高橋箒庵の茶の湯
第4章 高橋箒庵と道具
第5章 高橋箒庵と社会事業
著者等紹介
齋藤康彦[サイトウヤスヒコ]
1947年生まれ。山梨大学教育学部卒業、東京教育大学大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。山梨大学教育学部講師、助教授、教授を歴任。2013年退官、山梨大学名誉教授。専門は近代日本経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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