内容説明
現代国際社会は排他的な独裁政治、戦争を回避するために『世界人権宣言』に込められた「人間の尊厳」に軸足を置いた思想を想起することが今こそ求められている。本書は多くの読者に勧めたい。
目次
前章 「人権」という訳について
第1章 古代から19世紀(古代ギリシャと人権;キリスト教と人間の尊厳、人権、戦争論;スペイン、ポルトガルとインディオの保護―サラマンカ学派;宗教戦争が生んだ信教の自由;革命が生んだ自由権と啓蒙思想が生んだ人間の自立;19世紀のナショナリズム、産業革命と社会的人権)
第2章 第一次世界大戦とナチズムの恐怖(第一次世界大戦とその影響;平和の模索と人権;ナチスの蛮行と人権;連合軍による国際人道法違反)
第3章 世界人権宣言の成立(第二次世界大戦と世界人権宣言;世界人権宣言策定の経緯;世界人権宣言をどう読み解くのか)
第4章 世界人権宣言発出後の人権と国際人道法の発展(人権条約と武力行使の禁止;人権擁護のための諸問題;現在の人権問題と世界人権宣言)
著者等紹介
角茂樹[スミシゲキ]
1977年一橋大学卒、外務省入省、1979年オックスフォード大学卒、ジュネーブ人権委員会政府代表、国連障害者権利条約首席交渉官、エイズ・マラリア・結核世界基金理事、国連代表部大使、バーレーン特命全権大使、ウクライナ特命全権大使を経て、現在、玉川大学、朝日大學、岩手大学にて客員教授として国際関係論、人権論を教える。上智大学客員研究員、国連ウィメン日本協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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