出版社内容情報
昨年の今上天皇による生前退位の意志表明、最近の眞子内親王の婚約など、皇室をめぐる話題がさらに目立ってきた。本書の趣旨は、皇位継承や皇室の在り方といった課題を、実際の歴史的な流れ・背景から説き起こし、客観性の高い情報を提供しようというものである。日本の天皇制問題の行方を考える喫緊の課題である、皇位継承・皇統問題に一石を投じる書といえる。
内容説明
「皇位継承」論議には、客観性の高い情報と脱イデオロギーが必要!!「旧十一宮家」の歴史と現在にも注目!旧宮家より現皇室に近い、未知の「男系」を発見!明治・大正・昭和天皇の「女系子孫」にも注目!
目次
第1章 明治天皇から今上陛下まで―近代の皇位継承史
第2章 明治から昭和の皇后と家族―プリンス・プリンセスたち
第3章 戦後廃止された「十一宮家」の歴史と現在
第4章 知られざる皇統―「男系男子」の意外な拡がり
第5章 神代から幕末まで―前近代の皇位継承史
第6章 古今東西・世界のロイヤルファミリー
エピローグ―現在の皇位継承の問題点
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)留学。現在、徳島文理大学教授、国士舘大学大学院客員教授をつとめるほか、作家、評論家としてテレビなどでも活躍中。世界と日本の王室・皇室についての著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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