出版社内容情報
身体の生理機能の解明が進み「医食同源」の考えはますますその正しさが認められてきている。本書は、免疫と栄養との関係を栄養状態の改善で感染症の予防や各種の疾病からの回復、術後からの回復の促進などの予防医学的側面からの研究成果を提供した。また、盛んに研究されている食品の機能性物質の免疫との関係も紹介した。
ストレス、疲労、精神状態と免疫力/加齢と免疫力/免疫の種類と働き/免疫環境の変遷と栄養の関わり/病態と栄養との関係/免疫力向上を期待できる栄養素など/人間の成長に合わせた栄養の重要性/長寿社会における食べ方の重要性
横越 英彦[ヨコゴシヒデヒコ]
編集
目次
序章 「食」と「薬」の融合の時代
第1章 ストレス、疲労、精神状態と免疫力
第2章 加齢と免疫力
第3章 免疫の種類と働き
第4章 免疫環境の変遷と栄養の関わり
第5章 病態と栄養との関係
第6章 免疫力向上を期待できる栄養素など
第7章 人間の成長に合わせた栄養の重要性―肥満およびやせ、老化と免疫機能の変化
第8章 長寿社会における食べ方の重要性
特論 地産地消型栄養学とサプリメント栄養学
著者等紹介
横越英彦[ヨコゴシヒデヒコ]
1970年京都大学農学部卒業。1975年名古屋大学大学院農学研究科博士課程満了。1976年農学博士(名古屋大学)。同年名古屋大学農学部農芸化学科・栄養化学研究室助手。1983年マサチューセッツ工科大学(MIT)文部省在外研究員。1987年静岡県立大学食品栄養科学部助教授。同年以降、ウィスコンシン大学やMITと共同研究。1993年静岡県立大学食品栄養科学部および同大学院生活健康科学研究科教授。昭和58年度日本農芸化学会奨励賞受賞。平成14年度栄養士養成教育功績表彰(全国栄養士養成施設協会)。第59回日本栄養・食糧学会賞受賞(平成17年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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