内容説明
本書は、食品保全の立場から、腐敗・食中毒とその制御に関する最新の微生物学的知見を整理し、食品関係の研究者、技術者、学生に最新の知見を提供することは大いに意義あることと考え、企画したものである。
目次
第1章 食品と微生物(食品と微生物の関わり;食品の発酵、腐敗、食中毒の違い;腐敗微生物 ほか)
第2章 食品における微生物の挙動(魚介類とその加工品;食肉と食肉製品;食鳥肉とその加工品 ほか)
第3章 食品の保存法(包装による食品保存;加熱による食品保存;食品添加物による食品保存 ほか)
第4章 食品の微生物学的衛生管理(従来からの衛生管理;HACCPによる衛生管理;食品取扱い時の衛生管理の要点 ほか)
著者等紹介
藤井建夫[フジイタテオ]
1943年京都市生まれ。1968年京都大学農学部水産学科卒業。1975年京都大学大学院農学研究科博士課程修了。1975年水産庁東海区水産研究所(現 中央水産研究所)入所。微生物研究室長。1986年東京水産大学食品生産学科 助教授。1993年同教授。現在に至る。公的な委員・活動など(2000年7月現在)に日本水産学会監事、日本食品衛生学会理事・編集委員長、日本食品微生物学会評議員・編集委員、日本伝統食品研究会副会長、日本食品保全研究会理事・編集委員長、ほか
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