目次
高学歴移民女性研究の地平線―仕事・家族・ジェンダー規範の視点から
第1部 移民を取り巻く社会、移民が結びつく社会(日本の移民統合;在日外国人における家族形成と就業状況―中国、朝鮮・韓国、フィリピン、ブラジル籍者に着目して;海外留学という国際移動の様相の変化―選抜されたエリートから大衆へ;日本における高学歴母親の就業と子育て;理想と現実、均衡と衝突―中国の高学歴女性の役割意識とライフコース)
第2部 日本における高学歴中国人移民女性のライフコース(高学歴移民女性の学歴別キャリア獲得;高学歴中国人移民女性の教育戦略とキャリア;高学歴子育て女性のキャリア―夫との権力関係を手がかりに;在日中国人家族の育児支援利用に関する分析;産後うつのオートエスノグラフィー―日本人夫をもつ中国人妻の事例;中国人結婚移民女性の離婚経験と「居場所」の再構築)
高学歴中国人移民女性の生き方―交差するアイデンティティのなかで
著者等紹介
賽漢卓娜[サイハンジュナ]
長崎大学多文化社会学研究科 教授。博士(教育学)。専攻:移民研究、家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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