出版社内容情報
「日本の食文化史をわかりやすく楽しく知る」をコンセプトに、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されてちょうど10年目の年に、世界的な認知度も益々広がっている「和食」について、あらためて「和食の要素・特徴とは何なのか」「なぜ世界に注目されるのか」「日本人は何をどのように食べてきたのか」などについて、歴史資料やイラストを駆使して多角的に紹介する。
また、和食の有効性、和食に用いられる調味料、全国の郷土食を取り上げ、食文化の歴史を学ぶだけでなく、現代の食文化とのつながりを紹介することで、次世代へのつなぎ目としての役割も果たしたい。
内容説明
なぜ、和食は世界から注目されるのか?常に形を変えながら現代まで受け継がれてきた日本の伝統的食文化を見直す!
目次
序章 Q&A和食の基礎知識(「和食」とは何か?;日本の食文化の特徴は? ほか)
1章 日本の食文化「和食」の歴史(原始~古代の食文化(旧石器~平安時代)
中世の食文化(鎌倉・室町・戦国時代) ほか)
2章 歴史からたどる、「和食」に欠かせない食材と調味料(主食;菜 ほか)
3章 都道府県別現代の郷土料理(「郷土料理」の特徴と、これからのあり方;北海道・東北エリア ほか)
4章 季節の食材と行事食・儀礼食(季節の食材とのかかわり;四季と二十四節気―季節の行事と食 ほか)
著者等紹介
江原絢子[エハラアヤコ]
島根県出身。お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業。博士(教育学)。東京家政学院大学教授を経て、同大学名誉教授。一般社団法人和食文化国民会議顧問。2022年に第32回南方熊楠賞受賞。専門分野は、食文化史、食教育史、調理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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