出版社内容情報
「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」は、森の中にある小さなハーブ店。店主の萩尾エリ子さんの、やさしく語り掛けるような文章が人気の連載に、新規コラムを加えて1冊にまとめました。蓼科の美しい写真も必見です。
内容説明
雑誌『天然生活』の人気連載(2020年~2022年)に書き下ろし5編を加えた最新エッセイ集。
目次
小道の先に
草の便りを
毎日食べる
ひととき、風がそよぐ
今日、この庭で
夏の待ち人
草の栞1 真夏のハーブティー・パンチ
軽々と花を摘む
思い出を便りに
夏の終わり、秋の入口
草の栞2 香りの花束手にのるほどの幸せを
りんごの木の物語
時の咲かせる花
しなやかに、まっすぐに
風に乗って、またいつか
まあ、いいじゃない
草の栞3 ハーブティーを自由に、自在に
小さな花咲いた
晴れて曇って風吹いて
静かに美しく降り積もり
ふわりと軽く
草の栞4 庭からの言葉
草の香りをもう一杯
秋の一日に
夢の続き
香りを繋いで
明日の旅は
草の栞5 物語の中へ
花と草との会話
やわらかな風を待って
著者等紹介
萩尾エリ子[ハギオエリコ]
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カフカ
46
蓼科でハーブとアロマテラピーの専門店を営んでいる萩尾さんのエッセイ。 四季や植物を慈しみ、ゆるやかに共に生きるさまに憧憬の念を抱く。きっと梨木香歩さんの作品が好きな方はこちらも好きになると思う。(わたしはそれはもう大好きに……。)いつかお店を訪れてみたいな。2024/03/22
meg
6
裏表紙を見て夫がぽつっと一言、「魔女みたい…」。思わず笑っちゃったけど、そうやなー、善き魔女やね。今住んでる地域の図書館は貸出冊数が多いし新刊も割とすぐまわって来るので気に入ってるけど、ハーブ講座がある図書館は羨ましいなあ。写真の、ハーブや緑の美しさにうっとり。虫が苦手すぎる私には絶対無理な生活だけど(笑)。2023/12/05
Hanna
2
連休明けのお疲れにピッタリな画像付きエッセイで癒されました。おやつの代わりに香りを頂くって、なんだか素敵。2024/09/24
あきこ
2
作者萩尾さんのことも蓼科のショップのことも知らずに読んだ。写真が美しく、こんな別世界のようなところがあるのかと思いながら読む。小さな花束と一皿の料理、毎回の写真に惹かれていく。私には聞いたことのない花や草の名前、どれがどれなのか、わからなくて残念だ。自然のなかには美しいものがたくさんある。あらためて気づかされた一冊。2024/08/31
もっちゃん
0
小さな花束が素敵!プレゼントの貰っても、うれしいな!2024/02/09