出版社内容情報
聖なる樹ヴァリデが守りし、美しき地底の国。
長の娘ラサラは、幼いいのちを救うため、禁忌を犯して地上の敵国アルヴォルへ。
そこで見た景色、信じてきたものへの疑念ととまどい、
そして、若頭リュウとの運命的な出会い……。
すべてが心をゆらすとき、ラサラの「時間」が動き出す。
――わたしは強くなりたい。
だから、飛ぶんだ。たとえ運命が変わろうとも。
圧巻のロマンスファンタジー!
【目次】
内容説明
聖なる樹ヴァリデが守りし、美しき地底の国。長の娘ラサラは、幼いいのちを救うため、禁忌を犯して地上の敵国アルヴォルへ。そこで見た景色、信じてきたものへの疑念ととまどい、そして、若頭リュウとの運命的な出会い…。すべてが心をゆらすとき、ラサラの「時間」が動き出す。
著者等紹介
名木田恵子[ナギタケイコ]
東京都出身。児童書の作品のほか、水木杏子のペンネームで漫画の原作を数多く手がけた。『レネット 金色の林檎』(金の星社)で2007年度日本児童文芸家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Eri
6
聖なる樹が守る地底で暮らすラサラと地上の国アルヴォルのリュウ。 ガールミーツボーイなお話。 情景描写が丁寧で、地底の石がきらめいているところはすごく綺麗。なだけに、物語が途中途中でちょっと走っちゃってるような感じたところが気になりました。 幼なじみの3人は、まあそうなるよねという展開。2025/12/07
Tamy
3
地底の国とその敵国の地上の国。それぞれの長の娘と若頭が出会って話が進むファンタジー。甘々ファンタジーかな、とも思うんだけど、読んでる途中で、どっちから見るかで正義が変わる人間の本質を問われているような気がしました。2025/08/31




