出版社内容情報
商談で損をしない、交渉で負けない、会議で誤った結論を出さないために! おかしな主張を10秒で見抜く方法を紹介。
グロービス[グロービス]
嶋田毅[シマダツヨシ]
執筆者、グロービス経営大学院教授
内容説明
商談で損をしないために。交渉で負けないために。会議で誤った結論を出さないために―おかしな主張を10秒で見破る!ロジカルシンキングで論破せよ!
目次
第1章 正しい主張とは
第2章 論点に沿っているか
第3章 論理展開は妥当か
第4章 根拠・前提は適切か
第5章 数字の罠に気をつける
第6章 騙されないための心構え
著者等紹介
嶋田毅[シマダツヨシ]
グロービス出版局長、グロービス電子出版編集長兼発行人、『GLOBIS知見録』編集顧問、グロービス経営大学院教授。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。グロービス経営大学院や企業研修において経営戦略、マーケティング、ビジネスプラン、管理会計、自社課題などの講師を務める。グロービスのナレッジライブラリ『GLOBIS知見録』に定期的にコラムを連載するとともに、講演なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiki
10
論理的思考力をつけるには実戦第一。そのために知識を身につけることは、自分の考えをすぐに出せる、瞬発力に繋がる。考えがまとまっても、時が経ってしまうと意味がない。情報の出所がどこか、前提が正しいのか、法的と道義的を見分けられるか。人の特性を理解して情報を見ることも大切。健全な批判精神を持ち、微妙な違和感を大切にする。偏った議論になりそうな会議には、悪魔の代弁者の役割が時に必要。当事者意識を持って対案を考え、相手の特性に合わせて議論をするテクニックを身につけること。2018/05/04
の
2
ビジネスで陥りがちな「根拠の不備」をパターン化し、主張に騙されないための心構えを紹介した本。一見論理的な話に思えても、論理展開の方法や、根拠の選び方が誤っており、実は主張に妥当性が無いことは多々ある。社会は常に進展しつつあって、過去の道義や風習を根拠にした所で、それは一部の主義を全体化したものに過ぎない。そのような理論を裏付けるためには、事実誤認や偏った情報を信頼してしまうなど、ビジネスパーソンとして危うい癖を身に付けてしまう。常に批評的態度を保ちつつ、会話に瞬発力を持たせるよう、日々精進していかねば。2017/05/12
ぬまゆ
1
あまりおすすめしない。一般的な内容ばかりで、たいしたことは書いていない。また、大筋ではさておき、細かい点で誤ってるのかなというところも数点あった。2016/10/01
kaz
0
総じて常識的な内容とは思うが、きちんと意識していないと、案外、引っかかってしまうような罠も紹介されている。健全な批判精神を持ち、詭弁などに惑わされることの無いよう、根拠、前提、論理展開、数字の罠等に気をつけたい。 2017/05/14
Tomohiro Morita
0
論理的はわかっているけど・・・っていう人には読んでみていい本だと思います。とても分かりやすいです(あまりアカデミックではなく難しくない)。2016/12/18
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- 和書
- 逃亡刑事 PHP文芸文庫