出版社内容情報
超刺激的傑作ホラーと名作シネマの見所紹介。 稀代のホラー小説家が、恐ろしいゆえに魅力的なホラー映画の見所と楽しみ方を徹底解剖。希少スチールや作品データなどの付録も満載。 夏の定番として、誰もが必ず思い浮かべるのが「怪談」。また、この時期に大作が目白押しなのが映画界におけるホラーやサスペンス映画。出版界でも空前のホラー小説ブーム。世はまさに「怖いもの見たさ」の時代とも言えるかもしれない。 その中でも、特に視覚を刺激するホラー映画と怪談映画。本書は、ミステリー作家にして、希代のホラー映画フリークでもある著者が、独自の視点で話題作からカルトものまでを厳選。その見所と楽しみ方を徹底紹介する。 取り上げる作品は、吸血鬼物の定番から『処女の生き血』などB級(?)物まで。また、日本の怪談では『牡丹灯籠』から『沖縄怪談逆吊り幽霊』といった作品まであり、名作にひけをとらない面白さをもつ映画が満載。 巻末には、本文にタイトルだけ登場したホラー作品のデータやポイント、評価などをまとめた充実ガイドを収録し、主要作品の流れや全貌が一望できるホラーファン、映画ファン垂涎の一冊。 ●第1章 ホラー映画(「ゴシック」「フランケンシュタインの花嫁」「フライトナイト」ほか) ●第2章 日本の怪談(「牡丹燈籠」「地獄」「四谷怪談・お岩の亡霊」ほか) ●第3章 SF(「砂の惑星」「コクーン」「タイム・マシン」ほか) ●第4章 スリラー(「シザーズ?氷の誘惑?」「悪い種子」「狩人の夜」ほか) ●作品ガイド(巻末)
内容説明
話題作からカルトものまで、ホラー映画と日本の怪談をテーマ別に掲載したガイドブック。画策品の見所、楽しみ方、著者自らのこだわりを紹介。巻末に主要作品のデータやポイントが一目でわかる作品ガイドを収録。
目次
第1章 ホラー映画(タイトルに相応しい正統的怪談映画『ゴシック』;五十年以上も前に完成していたホラーの原点『フランケンシュタインの花嫁』 ほか)
第2章 日本の怪談(60年代にあった日本版『ゴースト』『牡丹灯籠』;これを観ずして怪談映画は語れない『地獄』(監督中川信夫) ほか)
第3章 SF(暗い未来を予知していた最高傑作『砂の惑星』;続編の失敗は前作をも蝕む『コクーン』 ほか)
第4章 スリラー(シャロン・ストーンの本当の魅力『シザーズ~氷の誘惑~』;幼い子を持つ親には耐えられない怖い映画『悪い種子』 ほか)
感想・レビュー
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KANEO
とも
こういち
げんなり
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- 和書
- ペンギン村に陽は昇る