PHP文庫<br> 幻想ホラー映画館―超刺激的傑作&名作シネマ選

PHP文庫
幻想ホラー映画館―超刺激的傑作&名作シネマ選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 188,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569573038
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

超刺激的傑作ホラーと名作シネマの見所紹介。  稀代のホラー小説家が、恐ろしいゆえに魅力的なホラー映画の見所と楽しみ方を徹底解剖。希少スチールや作品データなどの付録も満載。  夏の定番として、誰もが必ず思い浮かべるのが「怪談」。また、この時期に大作が目白押しなのが映画界におけるホラーやサスペンス映画。出版界でも空前のホラー小説ブーム。世はまさに「怖いもの見たさ」の時代とも言えるかもしれない。 その中でも、特に視覚を刺激するホラー映画と怪談映画。本書は、ミステリー作家にして、希代のホラー映画フリークでもある著者が、独自の視点で話題作からカルトものまでを厳選。その見所と楽しみ方を徹底紹介する。 取り上げる作品は、吸血鬼物の定番から『処女の生き血』などB級(?)物まで。また、日本の怪談では『牡丹灯籠』から『沖縄怪談逆吊り幽霊』といった作品まであり、名作にひけをとらない面白さをもつ映画が満載。 巻末には、本文にタイトルだけ登場したホラー作品のデータやポイント、評価などをまとめた充実ガイドを収録し、主要作品の流れや全貌が一望できるホラーファン、映画ファン垂涎の一冊。  ●第1章 ホラー映画(「ゴシック」「フランケンシュタインの花嫁」「フライトナイト」ほか) ●第2章 日本の怪談(「牡丹燈籠」「地獄」「四谷怪談・お岩の亡霊」ほか) ●第3章 SF(「砂の惑星」「コクーン」「タイム・マシン」ほか) ●第4章 スリラー(「シザーズ?氷の誘惑?」「悪い種子」「狩人の夜」ほか) ●作品ガイド(巻末)

内容説明

話題作からカルトものまで、ホラー映画と日本の怪談をテーマ別に掲載したガイドブック。画策品の見所、楽しみ方、著者自らのこだわりを紹介。巻末に主要作品のデータやポイントが一目でわかる作品ガイドを収録。

目次

第1章 ホラー映画(タイトルに相応しい正統的怪談映画『ゴシック』;五十年以上も前に完成していたホラーの原点『フランケンシュタインの花嫁』 ほか)
第2章 日本の怪談(60年代にあった日本版『ゴースト』『牡丹灯籠』;これを観ずして怪談映画は語れない『地獄』(監督中川信夫) ほか)
第3章 SF(暗い未来を予知していた最高傑作『砂の惑星』;続編の失敗は前作をも蝕む『コクーン』 ほか)
第4章 スリラー(シャロン・ストーンの本当の魅力『シザーズ~氷の誘惑~』;幼い子を持つ親には耐えられない怖い映画『悪い種子』 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KANEO

3
高橋克彦氏がお薦めするホラー、SF、スリラーの映画紹介本。今となっては古典となっている作品が中心です。 高橋氏の映画に関する造詣と愛には感心しますが、お薦め映画の紹介のはずなのに他の映画への批判のほうが多くなってしまっていてどうしてもそれのほうが印象に残ってしまう。まあそれも愛故だし、言っていることも理解できなくはないのですが…。 「日本人は絵空事に百億円投じる根性はない」という一文にはひどく納得。 観たい映画がまた増えちゃったな。2014/05/03

とも

0
ホラーやサイコ、サスペンス系の映画ばかりの評論本。映画の評価より著者の愚痴や不満が沢山で、イマイチ映画の良さを感じない。辛口コメントは一種の愛情なのかもしれないが伝わらなければ意味がないなと。2014/05/07

こういち

0
レンタルで借りる参考にはなる2010/09/26

げんなり

0
ホラーとか怪奇とかのジャンルに入るような映画、それもちょっと古めの掘り出し物みたいな奴を思い入れたっぷりに紹介していく。とにかく映画愛の感じられる文章で、なるほどそれは観てみたいという気になる。巻末のリストがボリューミーで、資料としても役立ちそう。 一点、文句、というほどでもないけど、ケビン・コスナーの『ポスト・マン』がピックアップされていたのだけど何故だかリストには無かった。太文字作品でなかったのかもだけれどそれは残念。そして、ここ重要、ブリンの『ポスト・マン』なのだ!2023/02/25

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