出版社内容情報
年々長文化する英語の問題に、受験生のニ-ズが増え、それに対処する演習書として売れ行き好調の書。入試の傾向に即して、標準から高難度の問題まで、多彩なテ-マの中から頻出60題を精選し、全体を前期・中期・後期の3津の段階に分けて構成。各問題は<問題英文>→<設問>→<語句>→<研究>→<全文訳>という順で解説。文法・語らい・訳出法など徹底した学習ができるようになっています。出題のポイントとなる重要事項は、みやすい「重要構文(語句・表現)」欄で整理・確認でき、さらに「重要類題演習」40題で応用力もますます確かなものにしてゆくことができます。70ペ-ジにも及ぶ別冊では、問題回答のほか、本文の研究欄で扱えなかった注意事項、訳文、語句の説明をおこなっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろくしたん
2
お気に入りの本。初版は1933年らしい。研究のコラムに書いてあることは、最近読んでいる高校生用の英語テキストにすごく近い。英語を論理で読もうという試み。英文の内容だけでも楽しめる。2020/01/28
鳴海健彦
2
英語が得意な人が力試しのために問題の数をこなす本。読了後には相当力がついているはず。英文の内容に関する問題よりも、派生語や熟語・発音など英文読解には関係ない問題も相当数含まれるので、内容理解力を身につけたい人は他の本がいいでしょう。格調高い英文からの出典が多いので、「英文標準問題」と同様、英語が得意または大好きな社会人・英語専攻の大学生・英語教師に向いていると思います。2014/03/18
オーロラソース
2
一日2単元ずつコツコツと終えた。語句の意味がきちんと書かれていて親切だと思う。ラッセルの文章が難しかった。2013/04/18
RuI_inc
1
長文問題集とあるが一問あたりの語数はあまり多くなく言うなれば中文問題集の方がいいかもしれない。 難易度は二次試験からの抜粋のため標準~応用。 全部で60問の長文に対し和訳、英訳、適語補充や語彙など様々な形式の問題が用意されており、読解力だけではなく総合的な英語の能力を伸ばせる。 問題の次のページに前文訳が載っているが、英文に書かれていることが訳されていなかったり意訳過ぎて若干理解に困ることがあるし、解説が多少不親切かもしれない。 数をこなして長文に慣れていくステップでは良い教材だと思う。2013/02/23
tita
1
大学受験のために、長らく使った長文読解の問題集です。ネタ元はけっこう古い文章だと思われますが、その分内容もクラシックとして読まれてきたものたちで、和訳しながらその内容にハッとしたりしていました。実用的なことをいえば、前期中期後期それぞれ20題だてで補修的に短い和訳問題もついています。下線部を詳しく品詞分解して構造を…というほど親切ではありませんが、そういうことは自力でできる中級者はこの本でいろいろな言い回し・メジャーな英文の書かれ方に慣れることができると思います。