イノベーターになる―人と組織を「革新者」にする方法

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イノベーターになる―人と組織を「革新者」にする方法

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532320843
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3034

出版社内容情報

大企業でもイノベーションを興せる! 本業さえ消失しかねない時代に求められる、革新を生み出せる人と組織のつくり方。大企業でも興せる!
本業さえ消失しかねない「イノベーション競争時代」に求められる、革新を生み出す人と組織のつくり方。Japan Innovation Networkによる提言。

いま求められているのは、単なるサービスやソリューションではない、新たな「価値提案」です。企業間競争は、「イノベーションを興して、これまでなかったまったく新しい価値をつくり出せるかどうか」で優位性が決まる時代(イノベーション競争時代)に突入しました。この戦いに日本企業だけが取り残されることがあってはなりません。

さらには、イノベーションを取り巻く状況も一変しました。次に挙げる項目はどれもすべて間違い。誰もが革新を生み出せるスキルやノウハウ、ツールが揃いつつあります。
・イノベーションとは新事業開発である
・イノベーションとは技術革新である
・日本企業は改善が得意だが、創造は苦手だ
・大企業にはイノベーションを興せない
・とんがった個人だけがイノベーションを興せる

国際標準化機構(ISO)が準備を進めている「ISO TC279」も、そうした流れのひとつです。かつては匠の技だった「品質管理」が標準化されたように、「イノベーション活動」も標準化できるところまで世界中の経験値が高まってきました。私たちは、イノベーションを興せないのではなく、どうやってイノベーションを興せばよいのか、その方法を知らないのです。
では、どうすればいいのか。本書はこの問いに答えます。

第1章 「イノベーションの世紀」に投げ込まれた日本企業
第2章 「2階建てイノベーション経営」の実践
第3章 イノベーターになるための3つの力
第4章 加速する仕組みをつくる
第5章 試行錯誤を日常化する――企業文化の再構築

西口 尚宏[ニシグチナオヒロ]
著・文・その他

紺野 登[コンノノボル]
著・文・その他

内容説明

大企業でも興せる!本業さえ消失しかねない「イノベーション競争時代」に求められる、革新を生み出す人と組織のつくり方。Japan Innovation Networkによる提言。

目次

第1章 「イノベーションの世紀」に投げ込まれた日本企業(誤解だらけのイノベーション;本業でこそ革新が求められる ほか)
第2章 「2階建てイノベーション経営」の実践(活動にフォーカスする;欠落している構想プロセス ほか)
第3章 イノベーターになるための3つの力(デザイン思考力;ビジネスモデル構築力 ほか)
第4章 加速する仕組みをつくる(アイデア集めの仕組みをつくる;ビジネスモデル化を加速する ほか)
第5章 試行錯誤を日常化する―企業文化の再構築(アンテナの感度を高める;規制を緩和する)

著者等紹介

西口尚宏[ニシグチナオヒロ]
一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)専務理事。国連開発計画(UNDP)イノベーション担当上級顧問。上智大学経済学部卒業。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得。日本長期信用銀行、世界銀行グループ、マーサー、産業革新機構などを経て現職。世界各国の大企業やスタートアップ、イノベーション推進機関と連携し、イノベーション経営の導入や実践に注力。持続可能な開発目標(SDGs)をイノベーションの機会としてとらえるSDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)をUNDPと共同運営する他、一般社団法人日本防災プラットフォーム代表理事、パーソルホールディングス株式会社社外取締役も務める

紺野登[コンノノボル]
一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)代表理事。多摩大学大学院教授。早稲田大学理工学部卒業。博報堂を経て現職。博士(学術)。デザイン経営や知識創造経営、場の経営、イノベーション経営、目的工学などの啓蒙や実践に注力。知識イノベーション研究所(KIRO)代表、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)特別招聘教授、一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)代表理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ninn.atsu

9
意外と良書。大企業でもイノベーションは興せる。最近ではイノベーション活動に取り組んでいるところも多いというのは、少し意外だったが、納得。試行錯誤の活動が属人的なものから、誰でもできるようにスキル、ノウハウ習得できれば、イノベーション活動は促進される。スタートアップと既存企業の違いは、本業の有無でしかない。目標と目的と手段はちゃんと分別する。価値仮説段階で事業計画や数字は決められないし、無理に決めてはいけない。結構良いこと書いてあると思う。社内で試行錯誤のして新しいことに取り組んでいる身としては為になった2018/12/02

小早敷彰良

8
マネジメント層〜中堅層向け組織論、人材育成論2021/11/10

T4C@NAK

8
企業でイノベーションを起こすには?との問いに答える内容。自然と経営者向けの内容と思う。でも、新事業を生み出すフレームワークは理解できる本。2019/01/06

イノベーター

5
価値=発明×洞察 http://www.4-de.net/changebook/%E8%87%AA%E5%88%86%E5%A4%89%E9%9D%A9/%E3%80%8E%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%8F/2019/02/23

たいそ

5
2018年。個人がどうすればイノベーティブになれるかというよりは、スタートアップではない、ある程度の規模の企業の組織をどのように変えていくかという内容。「価値の創造」と「試行錯誤」が多く出てきて印象に残った。イノベーションに対する誤解(偶然の産物であり、異端者が行う)やは自分もあてはまっていたので改めたい。「宝探しではなく原石探し」というのも参考にしたい。「デジタル化が急速に進捗するなか、10年後もいまの事業モデルがそのまま維持できると考えているなら、よほどの楽観主義者。2019/01/26

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