内容説明
その人の抱える問題の最適解をどうすれば引き出せるのか。言語と身体のつながり、文と心身のつながり、発話と情緒のつながり、そして言語と人の生死とのつながり―エリクソンの問いかけとともに、伝統的な哲学や言語学の境界を超えて、新たな地平に踏み出す。
目次
第1章 誕生―ミルトン・エリクソンができるまで
第2章 無意識
第3章 言語の運用、または命令にしたがうということ
第4章 対人関係と人称性の構造
第5章 ダブルバインドの層位学
第6章 形式と実質
第7章 ゲームの規則
著者等紹介
澤野雅樹[サワノマサキ]
1960年生まれ。明治学院大学博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部社会学科教授。専門は社会思想史、犯罪社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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azu3
4
社会学の大学教員が書いたエリクソン本。きちんと原著を読み込んだうえで、エリクソンとは?を描き出そうという試み。そこらの解説本とは、エネルギーのかけ方が違う。そうした著者の姿勢や「序」にある呼び込みに興味をひかれて読み始めたものの、途中で挫折。すいません。著者は言語学に詳しいんでしょうね。そちら方面からのテキスト読解、といった内容が好きな人にはお勧め。2020/01/13
ゼロ投資大学
0
魔法使いの秘密の「ことば」というタイトルから心理学的な要素が強いのかと思っていたが、捉えどころのない印象を受けた。2021/07/24