なぜ日本企業のビジネスは、もったいないのか

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なぜ日本企業のビジネスは、もったいないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532320577
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

内容説明

潜在能力は高いのに、十分に実力を発揮できない日本企業。根幹には、グローバル市場での活躍を妨げる3つの障害がある。(1)ビジネス・イノベーションの仕組みが作れない。(2)画期的なアイディアを消してしまう日本的思考と環境。(3)優れたビジネスを生んでも、グローバル展開できない現状。シリコンバレーで30年近くにわたって活躍してきたビジネス・コンサルタントが多くの事例から解決策を提示する。

目次

プロローグ 日本企業を蝕む3つの障害
第1章 イノベーションの起こりにくい日本―技術革新がビジネスに結びつかない
第2章 画期的なアイディアを、誰が消してしまうのか
第3章 技術をビジネスに昇華させる思考法
第4章 勝者は誰もが、同じプロセスを踏んでいる
第5章 日本企業は、もっと強くなれる

著者等紹介

黒田豊[クロダユタカ]
神戸市生まれ。1988年より米カリフォルニア(シリコンバレー)在住。早稲田大学理工学部電子通信学科卒業。米スタンフォード大学エンジニアリング・マネージメント工学修士。日本IBMおよびIBMアジア太平洋地域本部通信システムズ担当プロダクト・マネージャーを務めた後、SRIインターナショナル(旧スタンフォード研究所)プリンシパル・コンサルタント、アジア・プログラム・ディレクターを歴任。その後、ベンチャー企業2社で、アジア太平洋ディレクターを歴任。現在、カーディナル・コンサルティング・インターナショナル・マネージングディレクター(CEO)、株式会社コンピュータマインド社非常勤取締役、未来学園LLC理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろび

9
スタンフォード大学卒で、少し日系企業に勤めたあと、シリコンバレーでSRI→一部組織独立拡大→縮小→売却→起業→日本企業のコンサルタントと多様なフェーズの企業で勤めた筆者が日本企業に足りないことを語る。日本の企業や人材は一生懸命働いてるのだけど枠にとらえられた頑張り方をしている。初めからグローバルを目指すことが大事という主張が印象に残った。技術系とビジネス系の人材が交流を深める仕掛けをつくることも大事という点も納得。2023/08/11

くりりんワイン漬け

4
先ず大きな会社に勤めているかたで、P40に記載のある日本におけるイノベーションの問題で取締役の方々や管理機能がP.41で紹介されている革新的なビジネスが生まれない2つの理由の原因と感じ、それをストレスと感じるのであれば、新しい場所で働くことをおすすめしたい。

さいごーどん

2
日経xxというと、細かくいえば突っ込み処がある場合もあるが、総じてまとまりの良さが売りだと思う。本書は企業におけるイノベーションと、それに対する日本企業の現状(の問題点)を書いた本だが、まとまりは良い。ところどころちりばめられている「だから日本企業はイマイチ」の例はやや月並みだが、あちこちで語り尽くされている感があるのでやむを得ないかもしれない。むしろ企業におけるイノベーションという点での記述の方こそ読むに値する内容かと思う。日経らしくまとまりの良い本だとおもう。2016/03/02

よねも

0
シリコンバレーでずっと仕事をしていた著者が、ベンチャービジネスに関する案件で、日本企業のできてない事や実際のアメリカの企業で起きたことを紹介しているような内容。イノベーションに関して、技術イノベーションとビジネスイノベーションの2種類を分けて、どうあるべきかを紹介した内容は興味深いものでした。大切なのは部門間のコミュニケーションという主張は納得。ただ、グローバル展開ありきをメイン路線とすべきという主張とベンチャーへの期待を併せて書かれているのは矛盾ありとも感じた。2017/04/08

Yoko Taguchi

0
私が感じることをそのまま書いていた。共感する本。2016/04/02

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