ミステリ・フロンティア<br> 朝からブルマンの男

個数:
電子版価格
¥1,899
  • 電子版あり

ミステリ・フロンティア
朝からブルマンの男

  • ウェブストアに21冊在庫がございます。(2025年08月27日 18時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488020286
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大倉崇裕、辻堂ゆめ、米澤穂信 三選考委員絶賛!

一杯二千円のコーヒーを
連日注文する男の目的とは?
?推理合戦”を楽しむ
桜戸大学ミステリ研究会の二人組が
日常で出合った五つの謎。
第1回創元ミステリ短編賞受賞作を収録した青春ミステリ短編集

一杯二千円もするコーヒーを週に三度注文しては、飲み残していく客「朝からブルマンの男」、途中下車して遅刻しそうだった友人が、先に行った自分となぜか同時に高校入試の会場に到着した「受験の朝のドッペルゲンガー」、単身赴任中の父親が帰宅する金曜日の夕食だけ味が落ちるという、郷土料理研究会の会員宅のご飯の秘密「ウミガメのごはん」など、桜戸大学ミステリ研究会の二人組が出合った謎を描く全五編を収録。謎の魅力、推理する楽しみを詰めこんだデビュー短編集。

■収録作品
「朝からブルマンの男」
「学生寮の幽霊」
「ウミガメのごはん」
「受験の朝のドッペルゲンガー」
「きみはリービッヒ」


【目次】

内容説明

第1回創元ミステリ短編賞受賞作を収録した青春ミステリ短編集。一杯二千円もするコーヒーを週に三度注文しては、飲み残していく客「朝からブルマンの男」、途中下車して遅刻しそうだった友人が、先に行った自分となぜか同時に高校入試の会場に到着した「受験の朝のドッペルゲンガー」、単身赴任中の父親が帰宅する金曜日の夕食だけ味が落ちるという、郷土料理研究会の会員宅のご飯の秘密「ウミガメのごはん」など、桜戸大学ミステリ研究会の二人組が出合った謎を描く全五編を収録。謎の魅力、推理する楽しみを詰めこんだデビュー短編集。

著者等紹介

水見はがね[ミズミハガネ]
1985年埼玉県生まれ。日本大学卒。2023年、「朝からブルマンの男」で第1回創元ミステリ短編賞を受賞(同時受賞は、小倉千明「嘘つきたちへ」)。本書で書籍デビューを飾る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

169
東京創元社得意の典型的な日常の謎系ミステリの短篇集。高価なブルマンを毎朝まずそうに飲む男、古い学生寮に出ると噂の幽霊、金曜日だけ母親の作る飯がまずくなる理由など、一見つまらない出来事に隠された意外な事情をミステリ研の学生2人が明らかにする。殺人も流血もオカルトもなく、意外なトリックも動機もサスペンスもないが、錯綜した人間関係や心のもつれ、何気ない見落としを解きほぐすプロセスは一級品。特殊設定やバカミスにうんざりした人にも、本格物の味わいで心を落ち着かせてくれる。NHKの夜ドラで映像化されたらぴったりかも。2025/08/01

ちょろこ

128
美味な日常ミステリ短編集の一冊。やっぱりミステリ・フロンティアは裏切らない。ミステリ研究会の大学生二人が遭遇する、とても素通りはできない不可思議な5つの謎。表題作から美味。朝から一杯二千円のコーヒーを注文するのに飲み残していく男。なぜ?からなぜ?の連鎖、それを一つ一つ丁寧に紐解いていくその魅せ方に良質な香りが漂った。その他、学生寮の幽霊事件、家庭の食に纏わる謎など、どれも謎解きの過程を存分に楽しめた。お気に入りは苦味とせつなさと優しさが同居する「受験の朝のドッペルゲンガー」。傷に寄り添う謎解きにほんわか。2025/08/21

雪紫

61
その大学生が苦手にしてる2000円のこだわりブルマンをいつも頼むのは?を始めとした様々な謎にたった2人のミス研女子大生が誂む。何処か不思議で読んでて何処か穏やかな気持ちになれる(そして心に残る)日常の謎な短編集(「ブルマン」・・・解決後そういうオチか)。好みは「ウミガメ」と「リービッヒ」。2025/07/09

シャコタンブルー

59
朝からブルマンいいね!でもゲイシャの方が好きだ(笑) 2千円のコーヒーを頼んで5分足らずで立ち去る男が怪しすぎる。「赤毛連盟」を彷彿させるミステリとして楽しめた。「学生寮の幽霊」も「屋根裏の散歩者」へのオマージュが存分に感じられた作品だった。5話の中では「受験の朝のドッペルゲンガー」が一番印象に残った。受験という大切な日におきた不思議な出来事。二人の受験生のその後が哀愁を誘うミステリだった。創元ミステリ短編賞同時受賞した小倉千明さん共々、次作が楽しみな作家がまた一人増えて嬉しい限りだ。2025/08/20

オフィーリア

57
こういうの好き!毎回朝からブルマンを頼み残す男、金曜だけべちょべちょに炊き上がるご飯──日常のささやかな違和感が、時刻表や暗号など多彩な謎へ転換していく。淡々としつつも温かいバディ二人の関係性も心地よい余韻を残す、端正で良質な短編集でした。2025/08/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22652840
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品