内容説明
広重不朽の名作、保永堂版「東海道五拾三次」。刊行当時、「あたかも自分が東海道の旅をしているかのようだ」と、江戸の庶民を驚喜させました。本書ではお江戸日本橋から京の三条大橋まで東海道をたどりつつ、浮世絵の細部に潜む街道のトリビアをピックアップ。危険な川渡し、街道を往く人々の職業、駕籠と馬、江戸の寺社詣で、大名行列などなど、興味深い江戸のうんちくが盛りだくさん!
目次
日本橋 朝之景
品川 日之出
川崎 六郷渡舟
神奈川 台之景
保土ヶ谷 新町橋
戸塚 元町別道
藤澤 遊行寺
平塚 縄手道
大磯 虎ヶ雨
小田原 酒匂川〔ほか〕
著者等紹介
稲垣進一[イナガキシンイチ]
日本大学芸術学部美術学科デザイン専攻卒業。グラフィックデザイナーとして勤務の傍ら幕末明治の浮世絵を収集研究。馬頭町広重美術館館長、東京工芸大学芸術学部講師、日本大学芸術学部講師を歴任して現在国際浮世絵学会常任理事、第20回内山賞(国際浮世絵学会賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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