出版社内容情報
戦禍に希望を灯すべく、少女は自ら鬼と化す。シリーズ累計330万部突破!(紙+電子)
東、西、南の三方位に分かれ侵攻を続ける"大魔帝軍"と、それを迎え撃つ人類側の"対大魔帝軍"。
セラスがかつて仕えていた姫・カトレアのいる南軍との合流を目指し灯河たちが《禁忌の魔女》エリカの元を出立した後――当の南軍は拠点である"魔防の白城"で、金棲魔群帯の魔物の襲来を受けていた。
南軍の十河綾香は、歴戦の勇士と共に敵を迎撃するも、魔群帯の深奥から現れた凶悪な魔物に劣勢を強いられ、味方が次々と戦線離脱してしまう。
城内に残されたクラスメイトを先導し守るのは自分しかいない。
絶望の最中、これまで固有スキルに恵まれなかった綾香が遂に覚醒――
「誰も殺させない――今は私が、鬼だから」
更なる敵と対峙する中で、人類の命運は彼女に託された――。
復讐の完遂に向け、刻々と駒を進める元勇者の逆襲譚、第十一幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zaku0087
1
人面種が押し寄せる魔物暴走に立ち向かう人類連合とクソ女神の手下たち。召喚勇者も使い捨てにされるのに気付かず頑張ってみたり逃げ出してみたり。原作のエグさがだいぶマイルドになっているが、ラストにハエの王団登場して戦線は反転する。ただ、このお話は次々と登場する性格破綻、人を超えた悪逆キャラがやられていくのが面白味なので、今回は滅された悪役一名だけとは残念な限りだ。この物語、RPGのテンプレを忠実に守っているのだな。女神の取り巻きで唯一の善玉、ドラゴニュートは行方不明。召喚者の悪玉、キリハラも欠席で寂しいぞ。2025/01/15
文太@漫画部屋
0
今の所、人間側が不利過ぎないか。トーカが来なかったら大敗してるぞ。2024/11/29