出版社内容情報
60万人を切った来園者数を77万人まで回復させた名誉園長の、熱い植物園人としての15年を語る。
〈なんとしても絶やさない、なんとしても咲かせたい、なんとしても楽しませたい、京都府立植物園の総合力と底力〉
〈植物園は単なる緑の多い広場ではありません。負けへんで! 京都府立植物園〉
京都府立植物園の名物園長として知られ、一時は60万人を切っていた来園者数を77万人まで回復、全国の公立総合植物園で4年連続トップの来園者数を達成した松谷氏。入園者の落ち込みを危惧し、自ら旭山動物園に出向いて学び、園長就任後、ホンマモンの植物で勝負、ただ見せるだけでないアカデミックな展示を意識し、さらにそれを生かしたエンターテイメントとの両立をめざしてさまざまな新しい取組みと改革に鋭意邁進された日々をふりかえりながら、植物園の歴史、あふれる魅力とこれからの植物園について熱く語られています。
【著者紹介】
京都府立植物園名誉園長
内容説明
一時60万人を切った来園者数を77万人まで回復、全国の公立総合植物園で4年連続トップを達成した松谷茂名誉園長が熱く語る、植物園人としての15年間、なんとしても絶やさない、なんとしても咲かせたい、なんとしても楽しませたいと、「生きた植物の博物館」であり続けるための京都府立植物園の総合力と底力。
目次
序章 新天地へ
第1章 植物園はどんなところ?だれのためにあるの?
第2章 京都府立植物園の総合力と底力
第3章 京都府立植物園の在り方
第4章 生きた植物を生かしたまま後世に伝え残し続けるということ
第5章 植物園は奥が深く、楽しいところ
第6章 ホンマモンの植物たち
第7章 ひたすら王道を進み、凛とした存在であり続けるために
著者等紹介
松谷茂[マツタニシゲル]
1950年京都市生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。1975年京都府入庁(農林部林務課)。1995年京都府立植物園勤務(樹木係長→技術課長)。2006年6月京都府立植物園第9代園長就任。2010年5月京都府立植物園長退任(定年退職)。同京都府立大学大学院生命環境科学研究科客員教授就任。同京都府立植物園初となる「名誉園長」の称号贈られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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