出版社内容情報
まんげつの夜の不思議な冒険物語
児童文学作家石井睦美さんと絵本作家南塚直子さんとの新作絵本。
本作品は、南塚直子さんの初めての陶板絵本となります。南塚直子さんは、銅版画家として、多くの絵本を出版していますが、陶板と出会いその魅力に見せられ、2013年から京都嵯峨芸術大学で本格的に学びました。その手法は、銅版と重なることも多く、新しい魅力を持つ陶板画が誕生しました。
本作品は、月まつりの夜、ひとりぼっちの男の子の元に、天使が迎えにきます。月まつりの夜に、願いがかなえてもらえる人間の子どもが一人選ばれるのです。男の子の願いは、友だちが欲しいということ。すてきな夜に、どんな友だちができるのでしょうか?
【編集担当からのおすすめ情報】
数々の児童文学賞を受賞している石井睦美さんのかわいらしい世界を、南塚さんの新しい陶板画で表現した、初めての陶板絵本です。陶板画は、土のぬくもりと、釉薬のつややかさとのコンビネーションがすばらしく、これまでの陶器の概念を覆すようなできばえとなっています。
小さな子どもから、大人まで楽しめる、キラキラした大人かわいい絵本です。
石井 睦美[イシイ ムツミ]
著・文・その他
南塚 直子[ミナミヅカ ナオコ]
イラスト
内容説明
まんげつの夜は、ふしぎなことがおこります。コンコン。コンコン。女の子が、まどをたたきました。「ねえ、わたしといっしょに、月まつりにいかない?」さあ、どんなすてきなことが、まっているでしょうか?
著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
フェリス女学院大学文学部卒業。1990年『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞・新美南吉児童文学賞などを受賞。2011年『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞受賞。2015年『わたしちゃん』(小峰書店)でひろすけ童話賞受賞。絵本の翻訳も多数手がけており、2006年には訳書である『ジャックのあたらしいヨット』(サラ・マクメナミー作、BL出版)が産経児童出版文化賞大賞を受賞
南塚直子[ミナミズカナオコ]
津田塾大学卒業。ハンガリー国立美術大学に留学し、銅版画を学ぶ。帰国後、銅版画で絵本を製作。2013年京都嵯峨芸術大学陶芸科に入学、陶板画を制作。1988年『うさぎ屋のひみつ』(安房直子作、岩崎書店)で赤い鳥さしえ賞、1998年『キリンさん』(まど・みちお詩、小峰書店)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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野のこ
mntmt
anne@灯れ松明の火
たーちゃん
まりこ