出版社内容情報
2024年4月、一定規模以上の荷主企業に「物流統括管理者(Chief Logistics Officer:CLO)」の設置が義務づけられることになりました。
対象となる企業は、2026年度までにCLOを任命しなければなりません。
しかしながら、日本ではこれまでCLOという役職がほとんどなかったことから、企業も、任命されるCLOも、役割について理解しないままその任に就くことになると思われます。
一般社団法人フィジカルインターネットセンターは、CLOを次のように定義しています。
「持続可能な社会と企業価値向上を実現するために、モノの流れを基軸としたサプライチェーンにおいて、経営視点で社内外を俯瞰した全体最適を図る役割を担う責任者」
CLOの義務・役割と、CLOが知っておくべき業界知識をまとめた1冊!
物流業界のキーパーソンへのインタビューを収録
■経済産業省 商務・サービスグループ 消費・流通政策課長 物流企画室長(併) 中野剛志氏
■国土交通省 物流・自動車局 物流政策課長 平澤崇裕氏
■日清食品株式会社 常務取締役 サプライチェーン本部長 兼 Well-being推進部長 NISSINACADEMY学長 深井雅裕氏
■株式会社トレードワルツ 代表取締役社長 佐藤高廣氏
■株式会社ローランド・ベルガー パートナー 小野塚征志氏
内容説明
2024年4月、一定規模以上の荷主企業に「物流統括管理者(Chief Logistics Officer:CLO)」の設置が義務づけられることになりました。対象となる企業は、2026年度までにCLOを任命しなければなりません。しかしながら、日本ではこれまでCLOという役職がほとんどなかったことから、企業も、任命されるCLOも、役割について理解しないままその任に就くことになると思われます。一般社団法人フィジカルインターネットセンターは、CLOを次のように定義しています。「持続可能な社会と企業価値向上を実現するために、モノの流れを基軸としたサプライチェーンにおいて、経営視点で社内外を俯瞰した全体最適を図る役割を担う責任者」CLOの義務・役割と、CLOが知っておくべき業界知識をまとめた1冊!
目次
第1章 CLOの仕事
第2章 物流・ロジスティクス・サプライチェーン
第3章 SCMと企業経営
第4章 SCMとデジタル化・DX
第5章 物流の諸課題
第6章 サプライチェーンにおけるリスクマネジメント
著者等紹介
森隆行[モリタカユキ]
一般社団法人フィジカルインターネットセンター理事長、流通科学大学名誉教授。1952年徳島県生まれ。大阪市立大学商学部卒業。1975年に大阪商船三井船舶株式会社に入社し、大阪支店輸出二課長、広報課長、営業調査室室長代理を務める。AMT freight GmbH(Deutschland)社長、株式会社商船三井営業調査室主任研究員、東京海洋大学海洋工学部海事システム工学科講師(兼務)、青山学院大学経済学部非常勤講師(兼務)、流通科学大学商学部教授を経て現在に至る。タイ王国タマサート大学客員教授、神戸大学大学院海事科学研究科国際海事研究センター客員教授、タイ王国マエファルーン大学特別講師なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。