出版社内容情報
すべての生徒には必ずよいところや「強み」があります。できていないところを注意したり、叱ったりすることなく、子どもの行動をよりよい方向に導く方法、それが「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」です。この方法を身につけることで、問題やできていないところではなく、子どもたちの「強み」や「できているところ」にフォーカスを当て、それをのばし、成長を後押しすることができるようになるでしょう。
【目次】
内容説明
すべての生徒には必ずよいところや「強み」があります。できていないところを注意したり、叱ったりすることなく、生徒の行動をよりよい方向に導く方法、それが「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」です。この方法を身につけることで、問題やできていないところではなく、生徒たちの「強み」や「できているところ」にフォーカスを当て、それをのばし、成長を後押しすることができるようになるでしょう。
目次
第1章 生徒をよりよく理解するための心理学的な見方(生徒を正確に理解することの難しさ;他者理解に影響する思考のクセ(バイアス)
生徒理解に役立つ心理学的な見方
強みを見つけるための心理学的な見方
期待が変化を生む―予言の自己成就)
第2章 生徒を理解し、働きかける対話の基本スキル(基本姿勢;基本技法;発展技法)
第3章 生徒の強みを引き出す基本モデル―ソリューション・フォーカスト・アプローチ(モデルに基づいて生徒に関わるメリット;ソリューション・フォーカスト・アプローチ(SFA)とは
SFAの技法
SFAの落とし穴―解決強制)
第4章 生徒の強みを活かすソリューション・フォーカスの対話(生徒のすでにできていることやよい方向への変化を明らかにする;望む未来の実現のためにできることを検討する;望ましい行動を持続させる;一人ひとりの生徒に合わせる)
著者等紹介
伊藤拓[イトウタク]
明治学院大学 心理学部 教授。博士(人間科学)。1971年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。中学校のスクールカウンセラー、教育相談員、安田女子大学専任講師、准教授等を経て、現職。中学校のスクールカウンセラーにも従事。専門は、臨床心理学、学校臨床心理学、健康心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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