内容説明
イコノグラフィーの歴史、理論、実践例を平易に解説。世界的な図像分類方法=ICONCLASSシステムを紹介。B・キャシディー「イコノグラフィーの理論と実践」も収録。
目次
理論篇THEORETICAL SECTION(イコノグラフィーとは何か;擬人像;寓意;象徴、アトリビュート、象徴的再現)
実践篇PRACTICAL SECTION(美術における主題の文学的源泉;イコノグラフィーの入門書と写真アーカイヴ;ICONCLASS:イコノグラフィーにおける新しい研究方法)
著者等紹介
ストラーテン,ルーロフ・ファン[ストラーテン,ルーロフファン][Straten,Roelof van]
レイデン大学美術史考古学部で学ぶ。レイデン大学の美術史学部で1976年から1982年までICONCLASSの編纂に携わり、その出版に共同参画した。1983年から1988年まで画像アーカイヴ・フォト・マールブルクにおける重要なアート・ドキュメンテーション計画に従事。イタリアの版画について多数の著書と参考目録を出版している。現在ルネサンス期の版画に関するイコノグラフィー・インデックスを精力的に編纂出版している
鯨井秀伸[クジライヒデノブ]
ロンドン大学コートールド美術研究所、バーベック・コレッジ大学院美術史学部修士課程修了。MOA美術館を経て現在愛知県美術館主任学芸員
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感想・レビュー
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のの
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論文らしいがそれよりも「入門書」。DBの使い方やらまで載っている。 パノフスキーやヴァールブルクに心踊った私には、教科書みたいで拍子抜けでした。大学1〜2年の時に読んでればな、と。 しかしドイツが強いなぁ。2012/08/04
yanapong
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パノフスキーに挫折した自分にも読みやすい、イコノグラフィーの入門書。基礎的な教科書か。先に読むべきだった。2012/05/23
新しいフォルダー
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きほんのき。後半はちょっとさすがに時代の流れを感じてしまうけど、ありそうでない、何かと痒い所に手が届く入門書。2018/12/20