出版社内容情報
【「オモコロ」大人気シリーズの書籍化・第2弾!】
教科書の名作に挑戦!
Ⅹ騒然!「「山月記」を読めなかった男が1年半ぶりにもう一度読む日」収録!
「山月記」に挫折した経験から、大人になった今、教科書に載っている作品を読んでみることに……。
「学び直し」ほど大げさではないけれど、きっと何かが変わるはず!
この本でしか味わえない、不思議な読書体験をぜひお楽しみください!
【目次】
はじめに
1冊目 宮沢賢治「やまなし」
2冊目 ヘルマン・ヘッセ(高橋健二訳)「少年の日の思い出」
3冊目 中島敦「山月記」
特別編 本の作者と話してみる(ラランド・ニシダ氏)
4冊目 清少納言「枕草子」
あとがき みくのしんより
あとがき かまどより
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユキタ
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前作に勝るとも劣らない、本が読める人には絶対に見えなかったであろう景色を元気いっぱいに見せてくれる、しかも「羨ましい」と思わせてくれるみくのしんの読書スタイルほんと好き。今回は全部教科書で読んだことのある作品だったので、なおさら「本が読めてしまうからこそ素通りしてしまった言葉」に気づいて拾い上げて見せてくれるみくのしんの感性に唸らされる。2025/07/17
バタヤン
0
今回も相変わらず面白かった。 どの話も学生時代に習いなんとなく覚えていたので、今回はみくのしんの感受性を思う存分堪能できた。 山月記の話はwebで読んだことがあったが、書籍化にあたって細かい部分が修正されており、違いを見比べて楽しめた。 完成間際に入稿データが全てぱあになってなってしまった話を知ってから再度この本を読むと、その苦労は察するに余りある…。無事刊行できてよかった。また続刊が出ることを楽しみにしてます。2025/07/16