内容説明
本書は、世界やわが国における立法や理論や実践面における新しい動向を踏まえつつ、刑事政策の基本問題を盛り込んだ教科書として、分かりやすく解説するものである。また本書は、法律の逐条解釈を試みようとするものではなくて、現代刑事政策の基本理念を探求し、それを基礎として刑事政策の諸問題に論及するものであるから、たとえ法律の全面改正が実現しても、本書の内容は妥当性を失うものではない。
目次
第1部 基礎理論
第2部 犯罪対策
第3部 犯罪と犯罪者の特別な類型
第4部 刑事政策の国際化
第5部 犯罪の予防と犯罪の被害者