出版社内容情報
【目次】
内容説明
おでんは、地域によって姿を変える料理です。日本列島には北海道から沖縄まで独自のおでん文化が根付いており、だし・種もの(具材)・作り方が地域によって異なります。例えば、東日本と西日本では昆布の用途が違う!?東京の「すじ」と大阪の「すじ」はまったく異なる食べ物。西日本は東日本よりおでんを煮込む時間が20分以上長い…など。30年にわたり全国津々浦々のおでんを調査し、データを分析してきた著者が、おでんの歴史、地理×データで紐解く民俗学的考察、プロに学ぶおでん作りのコツなど、あらゆる視点でおでんを語ります。そこから、日本人とおでんの深い関係が浮かび上がってきました。読めば、何気なく食べていた「おでん」が、まったく違ったものに見えるはず。
目次
第1章 おでんクイズ(27年連続;64.8% ほか)
第2章 おでんの日本史―室町の田楽から現代のコンビニまで(そもそも「おでん」とは?;おでんの誕生―田楽豆腐の発展;おでんの歴史―明治から平成まで;おでんの最新形―令和から未来へ)
第3章 日本列島おでんマップ―こんなに違う!全国おでんを巡る旅(調理時間の長さを分けるフォッサマグナ―東西おでん文化考;おでんの隠れた主役!?昆布が語る東西の違い ほか)
第4章 プロ直伝!家庭で作る究極のおでん(おでんのおいしさは味のハーモニーにつきる;だしはおでんの生命線 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
54
たしかに、「おでん」の由来を考えたこともなかった。諸説があるようで、それぞれナルホドと思う。おでんというと、自宅でのおでんが、漠然としたイメージとして浮かんでくる。まあ、県外で食べること自体もレアなこともある。自分の中では、やっぱり大根かなあ~。それも自家製の大根。おでんは、それぞれの地域・家庭の歴史・文化そのもののように思う。いろいろな地域のおでんを食べたくなってきた。何よりも、いろいろな素材が、一つのお鍋の中にいる・・というのがいい。2026/03/15
本詠み人
39
おでんをこんなにも極めた人がいるなんて🍢✨️タイトルの通り、その歴史から地域による違い、種もの図鑑までおでんを難しくなく学術的に纏められた本でした。第4章の「プロ直伝!家庭で作る究極のおでん」(東西のレシピ付)は真似したい技あり。おでんはそれぞれの家庭毎に違いがありそうで大好き♡ちなみにわが家のおでんは、東西融合したタイプ。牛スジ・ちくわぶ・じゃが芋・練り物のスジも入れます🍢おでんと文学のコラムに「婚活食堂」シリーズが、大好きな池波正太郎先生など随所に作家先生の著作が取り上げられていたのも良き✨️2026/03/15
kenitirokikuti
18
書籍の方には「紀文食品おでん研究班〈編〉」とあり、個人名は出ていないが、朝日新聞2026.01.10書評面には著者インタビューとして荻原ゆみという人が語っている。このお題でも東西差がはっきり現れていて興味深かった。東の方が煮かたが短時間。練り物だと、はんぺんが東のもの。お好み焼きともんじゃ焼きの差も類似してるように思われた。2026/01/12
Tomonori Yonezawa
16
地元Lib▼2025.12.10 初版1刷▼4章204頁、おでんクイズ、〜日本史、〜マップ、家庭でつくる▼2章(50頁程)までは面白いと思えず。▼3章、全国おでんマップからこの本の本番。各地の具材や汁の違いがたくさん語られていて、一つ一つはとても面白い。なのだが、どうも雑多な感じで統一感というか本に入っていく感覚がない。色んなもの煮込むおでんだからなのかな?▼182頁、1960年代から続く紀文のタイムテーブルは必見(次の10箇条も)。でも普通に考えてそうだよなってことばかり。▼話のネタに抑えたい一冊。2026/01/25
niz001
13
よくまとまったおでん本。食べてみたいネタが多すぎる。2025/12/13




