内容説明
本書はSDGsへの関心と本質的な理解を促すだけでなくSDGsと日本の社会課題といったグローカルな課題を取り扱っており、探究活動を促す教材として活用できます。小学校高学年で理解できる内容ですが、中学校、高校においても十分に活用できる内容です。
目次
SDGsチャレンジストーリー(前編)
第1章 私たちの未来のためのSDGs
第2章 私たちの身近な問題から考えよう
明るい地域をつくる活動
第3章 未来のためにがんばっている企業の活動
SDGsに関する子どもたちの活動
SDGsチャレンジストーリー(後編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
11
子ども達に話すのに使いやすい1冊。企業の取り組み姿勢など、大人が読んでも非常に勉強になります!2020/06/08
頼ちゃん
10
これからはSDG sの調べ学習、増えそうです。私がわかっていなかったので、勉強になりました。いろいろな分野にわたっているので、蔵書をよく確認してみます。2020/02/16
家主
5
1C 10年後という近い未来であそこまで悪い環境に激変するのはちょっと現実性が薄いけど、自分たちの行動で未来が良くなるというストーリーは悪くない。「考えてみよう」の欄に質問が3つある。SDGsの課題は、どれも2030年までに実現なんて無理じゃん、どうすればいいんだよ、と思うものばかり。この本はSDGsについての知識を得るだけでなく、答えのない課題に自分なりの考えを持つ訓練ができるので、良い。ページの右上にQRコードがある。図書とインターネットを融合的に活用した調べ学習にしやすい。2023/01/05
み
5
総合の授業か何かでこういうところまで探究していける学習の時間があればなぁと思った。問いが立ててあって大いに活用できそうだが、子供自身に問いを立てさせるところまでやったら楽しそう。2020/04/05
luckyair
3
最初の導入部分には漫画があったが、間の解説部分は途端に大人向けになってしまって残念。小学校低学年向けにももう少し内容を噛み砕いて説明してある部分があると良かった。それでもSDGs17の目標だけでなく、日本における課題31個がどれもまさに身近に起きている課題として改めて認識することができた。課題は当たり前になりすぎると同調圧力も強くなり我慢することが当然のようになってしまうが、本来は解決に向けて現状に異を唱えた人を変わり者とみなさないような柔軟性が必要だと思った。★★☆2021/03/10