講談社学術文庫<br> 予言者の研究

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講談社学術文庫
予言者の研究

  • 浅野順一/田島卓
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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065314111
  • NDC分類 193.1
  • Cコード C0116

出版社内容情報

政治は腐敗し、外交は失敗、
弱者は迫害され、正義は堕落した。
救いなき国に「予言者」、現わる!

急激な国力膨張、不自然な繁栄の反動で社会が歪み、傾国の途についた紀元前九~八世紀のイスラエル。抗えぬ苦難の日々の中、命を賭して予言者が起ち上がる! 旧約の宗教思想上、特筆すべきエリヤ、アモス、ホセア、イザヤ、ミカ、エレミヤを取り上げ、その生涯や、神・罪観を比較検証。経済・思想的に多難な今こそ手にしたい一冊。

目次
まえがき

エリヤの宗教改革
1 序言 
2 予言者エリヤの時代的背景 
3 対カナン文化の問題 
4 アハブ時代の宗教および道徳問題 
5 エリヤの宗教改革運動 
6 結語 

アモスの宗教
1 彼の人物 
2 彼の時代 
3 神観 
4 祭儀の問題 
5 罪観
6 審判 

ホセアの宗教
1 彼の人物と時代 
2 彼の家庭 
3 神観 
4 罪観 
5 審判 
6 結語 

イザヤの贖罪経験――イザヤ書第六章の研究
1 彼の見た幻 
2 神観 
3 贖罪 
4 召命 
5 審判 

ミカの宗教思想
1 序言 
2 彼の人物と時代 
3 彼の神とイスラエルの罪 
4 審判と希望 
5 結語 

エレミヤの召命経験――エレミヤ書第一章の研究
1 序言 
2 彼の生い立ち 
3 万国の予言者 
4 あめんどうの枝 
5 煮え立っている鍋 
6 結語 

神とエレミヤ
「主の僕」の歌
〈付 録1〉旧約聖書の方法論について
〈付 録2〉政治の世界における預言者の論理と倫理

解 題  田島 卓(東北学院大学准教授)

*本書の原本は1997年3月、『豫言者の研究』として、新教出版社より刊行されました。
文庫化にあたり、読みやすさに配慮して、豫言を予言と新字に代えるほか、旧字を随時、常用漢字に置き換えています。またルビの追加を行い、明らかな誤植は訂しています

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

μέλισσα

1
裏表紙にあるような「今こそ手にすべき」感は正直にいうとそこまでない気がする。そのような見方からであれば最後の「イスラエル予言者を研究することはやさしい、しかし予言者の如く生きることはむずかしい」と最初の3章をサッと読むだけで十分だろうか。 題名通り聖書に出てくる予言者とはどういう者か、という事について軽く読もうと思って読んだ身としては、おそらく研究に身を投じていればもっと面白く読めただろうと思いながら普通に面白く読めるものだった。 分量から腰が重かったが聖書もそろそろ読まなきゃ人生間に合わん2024/12/04

Amethysteria

1
予言者の、とあるが、イスラエルの宗教における預言者についての書(この表記を用いた理由は解題に記載あり)。旧約の研究に基づき、著名な預言者の人物像、時代背景、神観を踏まえてその意義を語る。 キリスト教徒であれば「神の意志」といった言い回しを耳にし、口にする機会も多いが、要するに神(ヤハウェ)に意志があり、人格があるというのが、数多の宗教との違いであるし、時の為政者がその意志に反して堕落する、或いは人々が混迷に陥った時にこそ、預言者が求められる。 所謂カルト問題を語るに当たっても踏まえておくべきだろう。

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