野良犬の値段

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  • サイズ 46判/ページ数 478p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344037267
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち。
前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、
日本社会に“命の価値”を問いかける。  


突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>
という文言とともにサイトで公開されたのは、
6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、
誘拐サイトは“驚くべき相手”に身代金を要求する――。
日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!


稀代のエンタメ作家・百田尚樹が、
とうとう「ミステリー」を書いた!      
  

内容説明

突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。“私たちが誘拐したのは以下の人物です”という文言とともにサイトで公開されたのは、6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。そして写真の男たちは何者なのか。半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、「誘拐サイト」は“驚くべき相手”に身代金を要求する―。日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!

著者等紹介

百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年、大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などのテレビ番組で活躍後、2006年に『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。2013年に『海賊とよばれた男』で第十回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

622
百田 尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。約1年半前の小説家引退宣言[やっぱりフェイクでした(笑)] https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201906120000617.html から久々の小説は、社会派ホームレス・ノワールの快作、500頁弱一気読みしました。やはり著者は小説が好いと思います。 2021/02/03

zero1

523
人命に価格はある?誘拐事件の場合、警察は報道協定を結ぶ。だが本書はネットを使った劇場型犯罪で展開が異なる。誘拐されたのは誰?犯人の目的は?報道の功罪だけでなく派遣のアリ地獄も描く。テーマは深いものの軽くて薄い。ご都合主義が過ぎるし警察があまりに無能。もし東野や宮部、薬丸なら。この題材をどう描いた?放送作家やNHKの経営委員だった百田らしい視点。第二部は「模倣犯」(宮部)を思い出した。買うのではなく図書館で借りて読む作品。でも長い作品を読んでしまうところもまた百田らしさ。2021/08/14

bunmei

514
久々の百田ミステリー。多くの登場人物が入り混じるものの、各々の役割と物語の進行が整理されている。犯人設定も斬新で、次へ次へと読み手を引き込む筆致は流石。社会の隅に追いやられたホームレスの誘拐事件を題材に、多額の身代金を報道企業相手に求める前代未聞の設定。企業側も、全く関わりのないホームレスに億単位の身代金を払う責任はない。しかし、身代金を払わなければ人質を殺されるとなれば、一人の人間としての価値はどうなるのか?第2部からは思わぬ展開で犯人側の視点も加わり、社会に対して『野良犬の値段』を問いかけてくる。 2021/01/19

ウッディ

453
6人のホームレスが誘拐され、テレビ局や新聞社に要求された身代金、誰が何の目的で行ったのか?自分たちとは無関係な人間の身代金を払うはずのないマスコミが、次第に追い詰められていくネットの力に現代のリアルを感じた。ネットを利用した劇場型の誘拐事件、警察の捜査やマスコミの裏をかく緻密に計算された計画にワクワクしながら、ついつい誘拐犯を応援しながら、頁をめくる手を止められなかった。マスコミの暴力を糾弾しようとした野良犬たちの活躍に胸がすく思いだった。面白かったです。2021/09/18

うっちー

449
さすが百田さんとしかいえません2021/01/31

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