内容説明
金閣寺・銀閣寺の住職が説く、禅の行動論。考え過ぎるな。臆病になるな。人は、本来無一物。
目次
第1章 行動することで逆境を乗り越える(向き合い方を変えればつらい状況も楽になる;両親の離婚で訪れた逆境。天皇陛下の学友から寺の小僧へ ほか)
第2章 主人公として生きれば幸せになれる(「おーい、主人公。しっかりやってるか?」;自由とは自らに由ること。主人公でないと自由になれない ほか)
第3章 煩悩を捨てる勇気を持てば楽になれる(苦しかったり、悩んだりするのは心が何かにとらわれているから;「自分が一番エラい」と思っていませんか? ほか)
第4章 一日一日を丁寧に暮らす生き方(質素な食事が無上の食事に変わる;特別なことは必要ない。日々の暮らしをつつがなく ほか)
著者等紹介
有馬頼底[アリマライテイ]
1933年、東京生まれ。臨済宗相国寺派第七代管長。鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)の住職も兼任。京都仏教会理事長。八歳で大分県日田市の岳林寺にて得度。京都相国寺の専門道場に入門、修行。現代日本の仏教界を代表する禅僧(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
8
1.私も定年退職者ですが、生きがいを持って毎日を過ごしています。2.1ページ1ページが生きていくための参考になる言葉で埋め尽くされています。3.毎日を流されないように、生きていきたいです。2018/03/30
skr-shower
3
読みやすい本。『一夜賢者の偈』は動じない心になれそう。2018/12/30
Hideichi Sekiya
2
余生なんてない生涯現役、万事ドンドン考えて行動して本質(物事の真の姿)を知る、、、2018/04/29
くらーく
1
凄い本だな。目次が全てだね。いやー、禅の教えはシンプル。そんなものかもしれない。勝手に自分で拗らせているだけなのかもなあ。あえて、60才とタイトル付けされているけど、別に年齢はどうでも良いだろうな。 個人的にはP.135です。小欲知足。これに尽きるな、私の人生は。もう、生存欲も極小です。2023/03/01
みみりん
1
定年退職してこれから今までの地位や仕事が無くなって、どうしていったらわからない人は読んでみるといい。夫にお薦めだ。2018/03/25