新・地方自治の財政学

新・地方自治の財政学

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301232
  • NDC分類 349.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報

地方財政をどう改革するかは常に新しい政策課題である。中央政府依存からの脱却という難問にいかに対処するのか,具体的施策を究明する。

内容説明

地方財政はこれまでは対中央省庁との関係が、すべてであったといっても過言ではなかった。しかし今や自治体内部の財政運営システムの再編成、市民統制に対する経営責任の確立といった内憂外患の危機に直面し、地方分権が叫ばれているが、地方財政に関しては財源問題ではなく、地方自治体が国の庇護と支配から脱却し、自立的財政への構築がより優先すべき課題である。すなわち地方自治体が地方税財政制度・運用システムの改革を通じて、自立的財政環境をつくりだし、自主的運営マインドを如何にして醸成していくかである。本書はこのような制度・運営の両面から改革のシナリオを描いたものである。

目次

第1章 地方財政と政府間関係(財源調整と財政力格差;政府間負担と中央統制 ほか)
第2章 歳入構造と財政自治権(地方税の改革課題;地方交付税の補助金化 ほか)
第3章 歳出構造と自治体経営(歳出構造と給与運営;公共投資と地域開発 ほか)
第4章 地方財政改革の構図(税源配分と地方税主義;財源移転と一般財源主義 ほか)

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