騙し合いの法則―生き抜くための「自己防衛術」

電子版価格
¥1,155
  • 電子版あり

騙し合いの法則―生き抜くための「自己防衛術」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062189842
  • NDC分類 481.71
  • Cコード C0095

出版社内容情報

遺伝子にまつわる謎を軽妙に説く著者がビジネス実用に挑んだ! あらゆる動物の集団行動から、人間関係の本能的根源を解き明かす!!

遺伝子にまつわる謎を軽妙に説くサイエンスライター竹内久美子が自己啓発、ビジネス実用に挑んだ! あらゆる動物の集団行動から、人間関係の本能的根源を解き明かす。動物の社会にもある同盟、密約、裏切りの実態、そしてユートピアかに見える平等社会のとんでもない不幸、女にモテない男がモテる男よりも女を得てしまう現実など、何かと生きづらい現代社会で人間は本来どう振る舞うべきかの指針となる著者の新境地!!

第一章 平等な社会とはなんと生きにくいものでしょう
第二章 マナーは他者への思いやりではなく自己防衛術
第三章 密約の根源
第四章 相手を孤立させてしまうのは自爆行為
第五章 降格人事を受け容れなければ男は社会的に死ぬ
第六章 人はなぜ人を欺くのか
第七章 結婚は無意味という悲しい現実
第八章 モテる男もモテない男も幸せは均等
第九章 大きな組織で働くことはハイリスクという結論
第十章 男はなぜ、あちこちに子供や配下を作りたがるのか
第十一章 よその家に入り込む「実効支配」の確かな効果
第十二章 「折れない心」が招く大惨事
第十三章 衝突や諍いは強い者同士では起こらない

【著者紹介】
エッセイスト。動物行動学研究家。1956年、愛知県に生まれる。1979年(昭和54年)京都大学理学部卒。同大学大学院博士課程にて動物行動学を専攻する。1991年、『そんなバカな!-遺伝子と神について-』(文春文庫)で第8回講談社出版文化賞「科学出版賞」受賞。 主な著書には『指からわかる男の能力と病』(講談社+α新書)、『男と女の進化論 すべては勘違いから始まった』『小さな悪魔の背中の窪み-血液型・病気・恋愛の真実』(以上、新潮文庫)、『浮気で産みたい女たち-新展開!浮気人類進化論-』『遺伝子が解く!男の指のひみつ』『遺伝子が解く!女の唇のひみつ』『遺伝子が解く!愛と性の「なぜ」』(以上、文春文庫)、『女は男の指を見る』(新潮新書)、『同性愛の謎―なぜクラスに一人いるのか』 (文春新書)などがある。

内容説明

遺伝子にまつわる謎を軽妙に説くサイエンスライター竹内久美子が、あらゆる動物の集団行動の法則から、何かと生きづらい現代社会で人間は本来どう振る舞うべきかの実用的指針を導き出した新境地!

目次

平等な社会とはなんと生きにくいものでしょう
マナーを守るのは他者への思いやりではなく自己防衛術
密約の根源
相手を孤立させてしまうのは自爆行為
降格人事を受け入れなければ男は社会的に死ぬ
人はなぜ人を欺くのか
結婚は無意味という悲しい現実
モテる男もモテない男も幸せは均等
大きな組織で働くことはハイリスクという結論
男はなぜ、あちこちに子どもや配下をつくりたがるのか
よその家に入り込む「実効支配」の確かな効果
「折れない心」が招く大惨事
衝突や諍いは「強い者」どうしでは起こらない

著者等紹介

竹内久美子[タケウチクミコ]
エッセイスト。動物行動学研究家。1956年、愛知県に生まれる。1979年、京都大学理学部卒。同大学大学院博士課程にて動物行動学を専攻する。1992年、『そんなバカな!遺伝子と神について』(文春文庫)で第8回講談社出版文化賞「科学出版賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

21
動物界の騙し合いテクニックがたくさん書かれた一冊です。正直者やお人好しが一大勢力として生き残っているのは何故かと言う副題に釣られて読み始めたのですが、動物の生態を知的生命体であるヒトにまるごとそのまま応用するのは横暴です。最後に1つだけヒトを用いた実験を材料に命題をまとめているせいで、余計に気になるのかもしれませんが。2018/08/08

mazda

19
最前線で敵同士が「密約」を交わし、お互いに攻めないようにしていた第一次世界大戦時のドイツとイギリスフランス軍。餌を見つけるとチュンと鳴き仲間を呼ぶスズメは、さぞ仲間思いなのかと思いきや、自分が見つけた餌を安全に食べるために、見張り役を呼んでいるのだとか…。周期ゼミという一時に大量発生するセミがいますが、大量発生の周期が13年とか17年とかだそうです。そう、「素数」なんです。それがどううれしいかと言うと、例えば15年だったとすると、3年や5年周期で発生する敵に食べられないように、という智恵だそうです。2018/10/17

344

5
動物行動学の本として十分楽しめました。人間社会での処世術として学べるかは疑問で、とってつけた感じは否めない。あぁ、いかにもビジネス書っぽいタイトル、装丁に自分が騙されたのかw 動物の行動と人間のふるまいを結びつけるのは面白いと思ったので、もっと深い内容でまた出して欲しいです。2014/12/03

COLD SWEAT

3
新ネタはないものの、幾つかの補強材料楽しく読んだ。後書きの囚人のジレンマゲームの考察が特に面白かった。2014/11/20

jazzy

2
譲り合いは自らが弱者に陥った際の保険 バカ正直に生きて裏切られたと泣きを見るのはヒヒ以下の所業 男には身の丈にあったそれぞれの幸福が用意されている2019/11/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8074574
  • ご注意事項

最近チェックした商品