ワインの科学

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309252230
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0040

内容説明

ワインの「裏の裏」「通説と真実」を初めて徹底的に解き明かす!その現在と未来―誰も書けなかった現代的なテーマを科学のレンズで分かりやすく検証し暴いてみせる、刺激的で愉しい読み物。

目次

なぜワインに科学が必要か
第1部 ブドウ栽培の科学(ブドウとはどんな植物か;テロワールの正体に迫る;ハイテクを駆使した精密ブドウ栽培 ほか)
第2部 ワイン醸造の科学(どこまで人の手を加えてよいか;ミクロ・オキシジェナシオン;風味を決めるオーク樽の秘密 ほか)
第3部 ワインと人体の科学(ワイン・テイスティングと感覚の個人差;脳が風味を感じる仕組み;ワインの風味を作る化合物 ほか)
ワイン科学の未来

著者等紹介

グッド,ジェイミー[グッド,ジェイミー][Goode,Jamie]
植物生理学で博士号を取得し、十数年にわたって科学書の編集に携わってからワイン・ライターに転身した。2000年に、消費者主導のウェブサイトを立ち上げ、世界的な権威シャンパーニュ・ライソン賞の2004年度オーディオ・ヴィジュアル部門にノミネートされた。英国ワイン・ライターズ会に所属し、「ウェスタン・メール」誌などのコラムニストとして活躍する一方、雑誌「ハーパーズ」「デカンタ」「ワイン・インターナショナル」などへ定期的に寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kei

2
ブドウ栽培法やワインの熟成法など、まったくの素人なので一通りの現代ワイン農家が試みている手法がわかりやすく説明されていて助かりました。ビオディナミ農法などの一般的にはややスピリチュアルに分類されるものにも、科学的解説を加えつつ、その精神性などに記述のページを割いているのも中庸な態度で、バランスのよい著書だと思います。原著2005年とやや古いので、この15年の間にどれほど変わったのか、新しい著書があれば読みたいと思います。2022/01/24

スナフキン

0
ワインのように、自然に由来するもの・長い歴史のあるもの・文化や暮らしに深く根ざしたものと科学技術とのお付き合いの仕方については、生産者も消費者もとかく思考停止になりがちですが、それはもったいない。 この本は、ワインを通して、どこまで人間が介入してよいのか・”伝統”や”定説”にどのような科学的根拠があるのか(鵜呑みにして良いのか)、ということを考えるきっかけをくれる良書だと思います。2013/05/23

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