内容説明
戦後、欧米人は日本人としての証である国民性、民族性を取り払うため、その根幹となる教育、なかでも歴史の連続性を断ち切った。国の成り立ちを歴史から排除した。長い歴史の中で培い、育んできた日本の基礎となるべき何かが、大きく揺るぎ始めている。
目次
過去の否定(子供の頃;焼夷弾と空襲 ほか)
漁父の利(アメリカの模倣;カルタゴ ほか)
戦争の変貌(スパイ;心理作戦 ほか)
代理戦争(大本営発表に騙された;騙されたということに騙された ほか)
歴史の分断(ロシアがアジアへ;今、日米同盟 ほか)
著者等紹介
西辺正昭[ニシベマサアキ]
1944年8月、兵庫県伊丹市生まれ。1968年、駒澤大学文学部地理(歴史)学科卒業。国立歴史民俗博物館・元友の会会員。現在、千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。