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内容説明
重く堅固な、「ハードウェア」型近代から、軽く柔らかな、「ソフトウェア」をキーワードとする時代へ。ゆたかなイメージを示しながら、著者は、「いま」という時代がどこへむかって流れてゆこうとしているのかを描きだす。現代のもっとも創造的な思想家による、はげしく変転する社会・政治生活条件についての才気あふれる分析。
目次
1 解放(自由は祝福か呪いか;批判の盛衰 ほか)
2 個人(重量資本主義と軽量資本主義;免許・車アリ ほか)
3 時間/空間(見知らぬ者が知見らぬ者と出会うとき;嘔吐的空間、食人的空間、非空間、空虚な空間 ほか)
4 仕事(歴史の進歩と信頼;労働の発生と衰退 ほか)
5 共同体(民族主義第二型;類似による統一性か、差異による統一性か ほか)
著者等紹介
バウマン,ジークムント[バウマン,ジークムント][Bauman,Zygmunt]
リーズ大学・ワルシャワ大学名誉教授。『立法者と解釈者』(邦訳・昭和堂、1995年)、大評判となった『近代とホロコースト』(1989年ヨーロッパ・アマルフィ賞受賞作)をはじめ、モダニティとポストモダニティの状況について多くの著作がある。イギリスを拠点にして活躍し、現代ヨーロッパでもっとも高い評価と注目を集めている社会理論家・社会思想家
森田典正[モリタノリマサ]
1956年生まれ。早稲田大学大学院修士課程を経て、ケント大学(イギリス)で博士号取得。現在、早稲田大学法学部教授
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