出版社内容情報
長年“塩”専門に携わってきた著者が,歴史・文化的側面から,塩業の現状,製塩,塩の理化学的性質,塩の機能と役割,塩と調理・食品加工,健康とのかかわりまで,科学的・文化的にまとめた。巷間流布している塩に関する誤った知識を払拭
内容説明
本書では、様々な塩資源から製塩するには、どのような方法から発展してきたのか?できた塩製品にはどのような種類があり、その品質はどうか?輸入塩の安全性は?その用途は?など、塩に関する疑問にいささかでも答えようと、歴史を振り返り、現在までの経過をたどり、できるだけ最新の情報、データを盛り込んで執筆した。
目次
1 塩の概要
2 塩と製塩の歴史
3 塩業の現状
4 海水からの製塩
5 岩塩、かん水からの製塩
6 にがりの利用
7 塩の理化学的性質と塩商品
8 塩と調理・食品加工
9 動物における塩の機能と役割
10 塩と健康
11 環境問題とエネルギー
著者等紹介
橋本寿夫[ハシモトトシオ]
1940年満州に生まれる。1963年鳥取大学農学部卒業。1963年日本専売公社入社。1985年日本たばこ産業塩専売事業本部塩技術調査室室長。1993年日本たばこ産業海水総合研究所所長。現在、財団法人ソルト・サイエンス研究財団専務理事
村上正祥[ムラカミマサヨシ]
1928年愛媛県に生まれる。1953年東京大学農学部卒業。1953年日本専売公社入社。1976年塩事業本部塩技術担当調査役。現在、社団法人日本塩工業会理事
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