出版社内容情報
女子中学生の小櫛一琉は、引き出しに入れたものが100年前に送られる不思議な机を発見する。机を通して手紙を送ってきた大正時代の少女・日向静と文通をすることになるが、仲を深める二人の間に時代の荒波が立ちはだかる――ふたつの時を越えて描かれる感動作
【目次】
内容説明
女子中学生の小櫛一琉は、引き出しに入れたものが百年前に送られる不思議な机を発見する。そうして机を通じて手紙を送ってきた大正時代の少女・日向静と文通をすることになるが、仲を深める二人の間に時代の荒波が立ちはだかる―ふたつの時を越えて描かれる感動作。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アーちゃん
47
初出「コミック百合姫」2021年1月号~12月号。日向邸の書斎にある古い机の引き出しを介して、主人公の女子中学生小櫛一琉と大正時代の少女、日向静が文通を始める時間SF。驚いたのが一琉の手が滑り、誤ってスマホを送ってしまい、静が自撮り写真を入れて送り返してくるところ。また時代設定上どちらもパンデミックを経験するという事で、一琉が向こうに現代のマスクを送ったり、静がスマホで動画を撮ったりといいのかこれと思いつつ二人の少女を見守りながら読了。ラストのあとがきと「時間SFガイド」も面白かった。2025/12/03
よっち
27
引き出しに入れたものが百年前に送られる不思議な机を発見した女子中学生の小櫛一琉が、机を通じて手紙を送ってきた大正時代の少女・日向静と文通をする時間Sf小説。時空を繋げる不思議な机を介して知り合った天真爛漫で行動力がある静と繊細な一琉。スペイン風邪やコロナ禍といったそれぞれの時代で現実に起きるパンデミック、妹・美頼との関係性や、現代社会の息苦しさも描写しながら、交流を積み重ねて絆を深める2人が、時代の壁を越えて世界を変える力へと繋げていった結末はなかなか良かったですね。巻末の時間SFブックガイドも必見です。2025/10/16
信兵衛
22
いくら何でも歴史を大きく変えてしまってはまずいのでは?と思いますし、どんな影響が生じるのか懸念大なのですが、それは本ストーリーの終わった後のこと。 本作の面白さは、そうした前提をひっくり返している処と、大正時代の少女である日向静が、現代娘以上に好奇心旺盛で奔放、かつ行動力を備えた娘である処。この静の物言いが抜群に面白く、愉快このうえなし。2025/11/01
ゆみのすけ
20
女子中学生のイチルがある日見つけた不思議な机。なんとその机の引き出しは百年前と繋がっていた。大正時代の少女日向静と引き出しを使い、文通をすることに。ちょっとうまくいっていないお互いの姉妹関係、お互いの時代の出来事などを文通を通して、話すうちに、心を通わせていく二人。そして、ある出来事が二人を襲う。時代を超えたSFはお互いの時代の出来事を変えないように苦心するものだけど、二人は相手への真摯な想いが強く、時代を超越する。百年という時を超えて紡がれる二人の友情、信頼関係が清々しい。2025/12/14
Small World
18
大正時代を生きる少女との文通を通じた交流を描く、ちょっと変化球気味のタイムトラベルもの!と思っていたのですが...なんでしょう、この遠慮のない少女たち..w 最初に思っていた文通のイメージ出なかったとこが、この本の良さなんでしょうね。2025/10/08
-
- 電子書籍
- せっかくチートを貰って異世界に転移した…
-
- 電子書籍
- REV SPEED 2016年9月号




