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出版社内容情報
日本SFはここまで来た!──伊藤計劃、円城塔、小川一水、菊地秀行、飛浩隆という五人の日本作家に加え、ブルース・スターリングら八人の米作家が豪華競作を果たした画期的アンソロジーが登場
内容説明
フィリップ・K・ディック賞特別賞を受賞した伊藤計劃『ハーモニー』ほか、日本SFの翻訳出版を精力的に進めるHaikasoru。同レーベルから刊行された、日本がテーマのアンソロジーをJコレクションにて凱旋出版。日本作家は、円城塔、小川一水、菊地秀行の書き下ろしに、飛浩隆の星雲賞受賞短篇「自生の夢」再録、伊藤計劃の傑作「The Indifference Engine」英語版をそのまま収録。いっぽう海外作家は、ネビュラ賞受賞のケン・リュウ、ローカス賞3部門同時受賞のキャサリン・M・ヴァレンテという本邦初訳の新鋭から、大御所ブルース・スターリングまで、書き下ろし8篇を訳載する。
著者等紹介
伊藤計劃[イトウケイカク]
1974年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒。2007年、『虐殺器官』で作家デビュー。同作品で“SFマガジン”のベストSF2007国内篇の第一位を獲得。『ハーモニー』で星雲賞と日本SF大賞を受賞。同作品の英訳版はフィリップ・K・ディック賞特別賞を受賞した。2009年3月死去
円城塔[エンジョウトウ]
1972年北海道生まれ。東京大学で博士号取得後、理論物理学研究者に。2007年、「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞受賞。同年刊行の『Self‐Reference ENGINE』はSF界の話題をさらい、“SFマガジン”のベストSF2007国内篇の第二位を獲得。以来、“純文学”とSFの両方で活躍する稀有な作家として活動している。2010年、『烏有此譚』で野間文芸新人賞受賞。2011年、『これはペンです』で芥川賞候補。同年、早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2012年1月、『道化師の蝶』で芥川賞受賞
小川一水[オガワイッスイ]
日本の第一線のSF作家。1996年のデビュー作『まずは一報ポプラパレスより』で集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞。2003年の『第六大陸』(英訳版は2010年ハイカソル刊The Next Continent)で第三十五回星雲賞日本長編部門受賞。短篇集『老ヴォールの惑星』でベストSF2005国内篇第一位を獲得、収録作の「漂った男」で第三十七回星雲賞日本短編部門を受賞した。宇宙作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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