出版社内容情報
ヒトの歴史を探るなら魚に訊け!? 異なる生物種の意外な関連から進化の壮大な謎に迫る
内容説明
私たちヒトの、生物としての歴史を知りたければ、魚に訊くことだ。なぜって、私たちの体のなかには「内なる魚」がいるのだから…進化史上重要なミッシングリンクである、腕立て伏せのできる魚ティクターリクの化石を発見した著者が、古生物学から進化発達生物学(エボデボ)、ゲノムサイエンス、解剖学に至る成果を駆使し、生命進化の謎を探究する営みのスリリングで意外性に満ちた面白さを明かすポピュラー・サイエンス。
目次
第1章 内なる魚を見つける
第2章 手の進化の証拠を掴む
第3章 手の遺伝子のかくも深き由緒
第4章 いたるところ歯だらけ
第5章 少しずつやりくりしながら発展していく
第6章 完璧な(ボディ)プラン
第7章 体づくりの冒険
第8章 においのもとを質す
第9章 視覚はいかにして日の目を見たか
第10章 耳の起源をほじくってみる
第11章 すべての証拠が語ること
著者等紹介
シュービン,ニール[シュービン,ニール] [Shubin,Neil]
シカゴ大学個体生物学・解剖学教授。進化生物学や発生遺伝学、ゲノムサイエンスを統合する新しい生物学の流れに属する、古生物学者にして解剖学者
垂水雄二[タルミユウジ]
1942年生。京都大学大学院理学研究科博士課程修了後、出版社勤務を経てフリージャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 3件/全3件